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勤務日数を減らして年収アップ!医師として高齢化と人口減が進む地域医療への従事も叶い、全ての希望を実現【転職事例Vol.44】

大学病院に勤務しながら、非常勤の医師を掛け持ちで週5〜6日勤務していたYさん。「年収を維持しながら家族との時間を増やしたい」という理由から転職を決意。結果的に週4日勤務希望ながら、週3日勤務を実現。さらに年収も1800万円を維持ではなく、2100万円に大幅アップ! 自宅と職場の2拠点生活(デュアルライフ)で実現した理想の働き方とは?

転職者プロフィール

Yさん(30代後半 男性)


転職前:医師(年収1,800万円)
転職後:医師(年収2,100万円)


医師免許取得後、大学病院に勤務しながらフリーランスとして複数の病院を掛け持ちし、週5日〜6日勤務。もっと家族との時間を増やしたいという想いから転職を決意。2020年3月、現職病院へ転職。

週5〜6日勤務でバイトをかけ持つ不安定な働き方からの脱却を決意

医師免許を取得後はそのまま大学病院に所属し、医局派遣で各地で医療を行ってきました。最終的には週2日が大学病院で、あとは非常勤の医師として病院を掛け持ちし、週5〜6日勤務。しかも残業も当直も多かったため、なかなか家族との時間を作れないことが悩みになっていました。そんな時に妻が起業にチャレンジすることになり、「支えたい」という想いから転職を決意し、週4日勤務で週休3日に変えることを希望するように。ただ、働き方を変えても、子供の学費などを考えると今より年収は下げられない事情もありました。

当初、「自由な働き方」と「年収」の両方を叶えるために考えたのが、フリーランスとして非常勤を掛け持つこと。しかし非常勤を掛け持ちする場合、社会保険は週32時間以上の労働時間が基準のため加入できないこと、所属先がないがゆえに最新医療をキャッチアップしづらいことにも不安があり、踏み切れずにいました。

ご紹介いただいたのは、希望していた医療過疎エリアの病院

転職するか悩んでいた頃、エリメントHRCの増島さんよりお声がけいただき、一度会って会話することになりました。そこで「年収を維持しながら週4日勤務に働き方を変えたい」という要望と共に、今後のキャリアとしてできれば「高齢化と人口減が進む地域での医療を担いたい」こともお伝えしました。もともと大学病院の頃に、医療が充実していないエリアで勤務した経験から、人口が減少し高齢化が進んでいく医療過疎エリアで働きたいと希望していたものの、子供の通学があるため家族で転居することを諦めていたのです。

その後、増島さんからは4つの病院をご紹介いただきました。40代に近づいてくるとマネジメントも期待されるようになりますが、私としては医療に関わりたいという意思がありました。そのため、マネジメントのみを求められるポジションはお断りし、2つの病院で面接を受けさせていただきました。どちらも自宅から通える距離でありながら高齢化と人口減少が進み、より地域医療が求められているエリアとなっており、興味を持ちました。

「2当直・週3日勤務」という新たな働き方が生まれた理由

私が面接を受けたA病院は、エリメントHRCの増島さんからのご提案で、新たな勤務形態を導入していました。それは「2当直・週3日勤務」という働き方。3日間は当直含めて病院にずっといることになりますが、その分週4日間が空くので、家族や自分のために使える時間が増えます。珍しい働き方だったので、強く興味を持ちました。

詳しく聞いてみたところ、A病院は過疎化が進む地域にあり、ハードスペックに目新しさがないため、若い医師が集まらずに困っていたとのこと。当初は週5〜6日勤務する常勤医師の採用を目指していたようですが、応募がないためやむなく非常勤の医師を呼んでいたそうです。日勤や当直に加え、交通費や前泊の費用などを含めると、高額の人件費がかかっていました。しかも毎日のように医師が変わるため、内部にいるスタッフが情報伝達に時間を取られるという課題もあったようです。

そんな中で増島さんが提案したのが「2当直・週3日勤務」の常勤医師を採用すること。差別化しやすいことに加えて、常勤であればスタッフと連携しやすくミスを防ぐことにもつながるため、病院側もこの勤務形態の採用を決めたようです。そして、この働き方はまさに私にとっても理想とするものでした。

年収、働き方、医療内容、全ての希望が叶う転職を実現

面接は1回で病院の理事長、院長、事務長にお会いしました。当初は面接2回の予定でしたが、週6日勤務の中での転職活動だったこともあり、増島さんが病院側にかけあってくれたおかげで、面接が1回に集約されて非常にありがたかったですね。

もう一つの候補だった病院も面接を受けましたが、こちらは週4日勤務で2当直だったこともあり、迷わずA病院への転職を決意。医療過疎エリアであり、自分のやりたい医療ができそうだと感じたことが決め手です。しかも、当初は週4日勤務で年収1,800万円を希望していたところ、週3日勤務で年収2,100万円に。まさかここまで希望が叶う転職ができるとは想像もしていませんでした。

自宅と職場の2拠点生活で、仕事もプライベートも充実

現在は、勤務先3日、自宅4日の2拠点生活(デュアルライフ)をうまく続けて、プライベートを大事にしながら働くことができています。当直含めた3日勤務が大変な時もありますが、残り4日は自分の時間が作れると思えば、頑張れるもの。海沿いの病院なので、勤務後はもともと趣味だったマリンスポーツを楽しむこともありますし、自宅に戻ったら、妻が開いた会社を手伝ったり、子供のクラブ活動に参加したりと、プライベートの充実を図ることができています。また、3日間は病院にいることで、往復の通勤時間が大幅に減りました。勤務時間を凝縮することで、無駄な時間がなくなったという実感があります。

仕事においても、これまでに積んできた経験をしっかり活かしながら勤務できています。「地域の高齢者が、地元で暮らしていけるお手伝いをしたい」という想いから医療過疎エリアを希望しましたが、在宅診療を含めた地域医療への新たな一歩を踏み出すことができています。また、部長の職位をいただいて常勤として所属することで、医師の高齢化や医療体制の強化といった課題への意識も強くなり、医師やスタッフへの指導なども担当しています。

担当ヘッドハンター:希望する医療や働き方の叶う環境を実現していただくため、医師の転職を支援しています

製薬メーカーや医療機器メーカーなど、医療業界に特化した人材支援サービスを展開しているエリメントHRC。私自身は臨床医師の支援を中心に手がけています。これまではご自身のネットワークで転職することの多かった医師の世界ですが、コネクションで動くと転職先の人間関係に影響が出ることもあり、最近では我々のような人材紹介会社を使う方も増えてきました。Yさんのように、数ある転職先候補の中から、よりフラットに、より希望の叶う環境を探せるのが人材紹介会社のメリットかと思います。

私が紹介をする上で大切にしているのは、先生のやりたい医療の実現やプライベートの充実など、それぞれの希望が実現するご紹介をしていくこと。また、ご紹介したあとも満足度高く働けているかどうか、しっかりと追いかけていくようにしています。

Yさんは、働き方改善や年収アップだけでなく、地域医療への貢献も叶えながら、やりがいをもって毎日の診療に臨めているとのことで非常に嬉しく思っています。また一方で、病院側に対しても、平均年齢がとても高い病院に30代後半の若い医師が入職したことで、医療従事者も含めて活気が出て、患者様からも病院が明るくなったという声があがり、評判になっているとのこと。こうした双方にとって幸せな転職をこれからも多く実現していければと思っています。