NTTデータグループ内でグローバル案件を最も多く手がけるNTTデータGSLが、「グローバルSAPコンサルタント」を積極募集中

NTTデータ グローバルソリューションズ(以下、NTTデータGSL)が、「グローバルSAPコンサルタント」を積極募集している。その募集背景や、どのような特徴があるのか、新たな仲間にどういった活躍を求めているのかを、第一製造事業部 事業部長 新垣信仁氏に伺った。

NTTデータグループSAP事業の戦略的コアカンパニー、目下急成長中

まずはNTTデータGSLについて詳しく教えてください。

NTTデータGSLは、NTTデータの戦略的事業の一つであるSAP事業の中核会社として、2012年に設立されました。近年、NTTデータは海外事業会社の買収を次々に行っているのですが、結果的に、1万人超のSAPコンサルタントを有する規模になりました。現在、当社は戦略的コアカンパニーとしてSAPソリューションをベースとしたコンサルティングを武器に、各国のSAPコンサルタントと連携して高付加価値なソリューションを提供しています。顧客の多くは企業経営のグローバル化が求められているグローバル日系製造業となります。

国内のグループ会社の中でもグローバル案件をより多く手がけているNTTデータGSLは、設立以来、急成長を遂げていますが、プロパーだけでなく中途採用者にも公平にチャンスが開かれており、BIG4や総合コンサルティングファームからの転職者も増加しています。いわゆる「個性的で尖った人材」も多いので、NTTデータグループの中ではユニークな存在かもしれません。

NTTデータGSLのロゴ

なぜいまグローバルSAPコンサルタントを積極的に募集しているのですか?

グローバルに展開している企業にとって多言語、多通貨、各国ローカル要件にも対応できるERPパッケージの活用が当たり前となりつつありますが、多くの日系企業がグローバル対応力を強化できる経営基盤としてSAPをデファクトスタンダードとして採用しており、近年ますますニーズが高まっています。

一方、グローバル日系企業のSAP活用を支援できるSAPパートナーの数はかなり限定されてきている現状があります。大きく分けると 1)外資系総合コンサルティングファームや会計系BIG4ファーム 2)日系の大手システムインテグレーター  となりますが、前者の外資系ファームの日本法人がグローバル本社からの強い意向を受け、大型の国内SI案件に注力している事情もあり、日系企業のグローバルSAP導入展開および活用支援への需要にきちんと対応できるNTTデータGSLのようなSAPパートナーへの引き合いが数年前に比べて格段に増加している現状があります。

御社のグローバルSAPコンサルタントにはどのような特徴がありますか?

まず当社のグローバルSAPコンサルタントは、グローバルを舞台にビジネスを展開している日系企業向けSAP案件にかなり注力しているという点ではかなり特徴的だと思います。中には多国籍企業のSAPテンプレートの国内導入案件、いわゆるロールイン案件もありますが、大半がロールアウト型案件です。中国や東南アジアをはじめ、北米、中南米、欧州、アフリカ、最近では欧州での導入実績が増えてきています。NTTデータGSLは現地に丸投げせず、グループ会社および現地パートナーを巻き込み、現地で顧客にしっかり寄り添いプロジェクトを自らマネジメントし最後まで完遂するスタイルにこだわっていますので、他のファームよりも海外出張は多いかもしれません。その分、グローバル対応スキルを磨きやすい環境であるともいえますね。最近ではベンダー側ではなく顧客側の立ち位置でのPMOや情報システム部門の海外作業支援の案件も増えつつあります。

新垣 信仁氏と最上 裕司氏

また、当社のグローバルSAPコンサルタントはコンサルファームのような分業型ではなく、基本構想など上流コンサルフェーズから参画し、SAP導入展開そして本番稼働後の業務改善まで、全てのフェーズに関わる一気通貫型で仕事をする場面が多いと思います。SAPコンサルタントというとパッケージ導入エンジニアとなってしまう国内パートナーが多いですが、私たちは業務範囲が極めて広いのです。特に、導入後のSAP活用高度化や業務改善フェーズを重視しており、SAPを導入し本番稼働をさせて終わりではなく、本番稼働してからがお客様との真のお付き合いのスタートであると考えています。我々のように世界各国に拠点を持ち広範囲のサービスが提供可能なグループ企業は、日本には多くありません。そのため、SAP事業をコアビジネスとしていないコンサルティングファームとアライアンスを組むケースも近年増加しております。

グローバルSAPを極めれば、世界的に見て価値の高い人材になれる
また、組織づくりに関わるチャンスもある

新たな仲間の方々には、入社後にどのような活躍を望んでいますか?

グローバルSAPコンサルタントというと、何だかハードルが高いイメージもありますが、必ずしも即戦力でなくても大丈夫です。「SAPコンサルを極めたい」「グローバルで活躍できるSAPコンサルやPMになりたい」といったゴール設定が出来て、情熱と向上心のある方であれば、上流コンサルティングの経験がなくてもかまいませんし、製造業向けプロジェクトや英語を使ったグローバルプロジェクトの経験がなくても問題ありません。一方で、SAP経験は過去にあり、最近は上流コンサルティングがメインといった方も歓迎しています。入社時点で即戦力でなくても、日々の業務の中から得られる学びや気づきをベースに自己研鑽を重ね、最新技術をキャッチアップする姿勢が重要となります。

私たちのビジネスの本質はSAPコンサルティングではなく、デファクトスタンダードであるSAPソリューションを活用し顧客の業務効率向上やビジネストランスフォーメーションをご支援するということにあります。
お客様がお困りのことがあれば、既存の業務範囲を超えて対応策を提案する場面もよくあります。お客様のかゆいところに手が届くような日本流のきめ細かなサービスを提供し、お客様とWin-Winの形で進めていくことをモットーとしているのです。グローバルも好きだが、日本人や日本文化も好きで、日系企業に海外でもっと活躍してほしいという想いのある方なら、きっと私たちの価値観に合致するはずです。

新垣 信仁氏

NTTデータGSLが大切にしている事の一つに「多様性」があります。グローバルでビジネスを進める上で大事なのは現地顧客やビジネスパートナーの考え方、文化や価値観を尊重するということです。各国の個別事情を把握しつつ、日本の本社の意向も考慮しERPを導入しなくてはならないので簡単なことではないのですが、決して日本のやり方をそのまま押し付けるという進め方はせず、どうするのが最も良いのかをお客様やパートナーと向き合い議論して進めていくようにしています。そうしたタフな場面でも、周囲を巻き込みながら成功に導くようなリーダーシップを発揮できるプロフェッショナルなコンサルタントとしてグローバルな舞台で是非活躍して頂きたいと思っています。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

SAPコンサルタントというと、グローバル水準では非常に価値の高い職種です。日本国内ではSAPコンサル=パッケージ導入エンジニアというイメージもあり海外と比較して価値が低く見られることがありますが、NTTデータGSLで経験を積めば、5年後10年後にはきっと市場価値の高いプロフェッショナルに成長できると思います。グローバルSAPプロジェクトに参画できる環境は、日本では非常に限られていることもあり、当社で働くことがグローバルレベルで通用するスキル経験を手に入れ、皆様のキャリアを次のステージへ引き上げるきっかけとなれば嬉しいです。ぜひNTTデータGSLで皆様の新たな可能性をどんどん切り開いてください。

なお、採用の際には「カジュアル面談」も実施しています。現場の社員から、どのような仕事なのか、どういった職場環境なのか、どんな価値観で働いているのかを具体的にお伝えすることで、互いの価値観や方向性のすり合わせを行う場です。正式応募にはまだ早いと考えられる方、もっと詳しく知りたいと思われた方は、まずはご相談ください。情報収集のみの方でも大丈夫です。お待ちしています。

新垣 信仁氏と最上 裕司氏

最上 裕司氏

担当ヘッドハンターの目線

アクシスコンサルティング株式会社 エグゼクティブコンサルタント 最上 裕司氏

慶應義塾大学卒業後、NTTデータ入社。地方公共団体や中央省庁向けの営業を経て2008年アクシスコンサルティングに参画。転職を前提としない中長期的なサポートスタンスには定評があり、入社当時にお会いした方との長きにわたる関係の中で、転職を「点」ではなく、キャリアという「線」で捉えたコンサルティングを得意とする。本業の他、キャリア戦略に関する豊富な知見が買われ、駒沢女子大学にて非常勤講師として必修科目を担当。また、JICAとの連携により、青年海外協力隊帰りの隊員のキャリアサポートや、ハローワーク他での講演、セミナーなど、その活動範囲は多岐にわたる。

事業会社への転職を希望するコンサルティングファーム出身者の方などに
特にお勧めしている案件

新垣様のお話で十分におわかりいただけると思いますが、NTTデータGSLのグローバルSAPコンサルタントは、単にグローバルメンバーとの協働プロジェクト、というだけではなく、出張や駐在、現地マネジメントを含む、本当の意味で海外コンサルティング経験を積める貴重な仕事です。また、目下成長中の若い企業ですから、プロジェクトのデリバリーだけではなく、自社の組織づくりやトランスフォーメーションのチャンスも大きいのが魅力です。特に、組織運営経験を積みたいコンサルティングファーム出身者や、海外経験を積みたい方などに、この案件を特にお勧めしています。ご自身のコンサルティング経験を活かしながら、中長期的視点で自社やグループ会社の経営にも携わることができる、その両方に関われる環境は他にはなかなかないはずです。

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