福岡・長崎・熊本の皆さんに貢献する【西部ガス】が、DXを手段として活用し、本質的な変革を実現できる〈DXビジネスプロデューサー(候補)〉を募集

福岡県・長崎県・熊本県で、長年ガスエネルギー事業を展開してきた大手ガス会社【西部ガス】が、デジタル化を推進するDXビジネスプロデューサー・DXビジネスプロデューサー候補を求めている。どのような募集背景があるのか。どのような方にどういった活躍を求めているのか。執行役員デジタル化推進部長の佐藤時夫氏にお話を伺った。

新規ビジネス開発とともに「デジタル化の推進」に力を入れている
その中心で活躍するDXのプロデューサーを求めている

まず西部ガスについて教えてください。

私たち西部ガスは、1930年(昭和5年)に創業し、ライフライン事業者として、福岡県・熊本県・長崎県のお客さまに都市ガスを絶やすことなくお届けし、地域のみなさまに支えられながら共に歩んでまいりました。現在は、約109万戸のお客さまにご利用いただいております。

その一方で、私たちはいま、「新規ビジネス」にも積極的に取り組んでいます。グループ中期経営計画・「スクラム2022」では、2026年度には売上の約50%をガスエネルギー事業以外の事業にすることを目指しており、そのために積極投資を進めている最中です。具体的には、「電力事業」、「国際エネルギー事業」、そのほか「不動産事業」や「食関連事業」などにも進出しています。2019年7月に熊本市内にホテルを開業したり、12月には福岡市内で滞在型温浴施設を始めたりもしています。私たちはこうして、ガスエネルギー事業と新規ビジネスを並行して強化しながら、「お客さまから圧倒的な信頼をいただくエネルギーとくらしの総合サービス企業グループ」を目指していきます。

とはいえ、私たちの中核ビジネスはガス事業であり、西部ガスはいまも昔も、福岡・熊本・長崎の皆さんとともにある会社です。2021年4月には純粋持ち株会社体制(ホールディングス体制)への移行を予定しており、今まで以上に地域に応じた付加価値の高いサービスを提供していきたいと考えています。

西部ガスのロゴ

なぜ今回、〈DXビジネスプロデューサー・DXビジネスプロデューサー候補〉を求めているのでしょうか?

中期経営計画・スクラム2022でも触れているのですが、私たちがいま新規ビジネスとともに力を入れているのが「デジタル化の推進」です。簡単に言えば、ビジネス競争力強化のために、西部ガスグループ内のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めているのです。

そのために2020年4月、私たちは「デジタル化推進部」を立ち上げました。2020年8月現在、社員6名、協力会社のメンバーが10名ほどのチームですが、これからどんどん大きくしていきます。その一員となって、DXのプロデュースやシステム企画と、工程管理・予算管理・人員管理などのプロジェクトマネジメントを行っていただける仲間を求めています。なお、要件定義やシステム構築などは協力会社が行います。あくまでもプロデュースおよびプロジェクトマネジメントの専門家として活躍していただけたらと思います。

仕事内容を詳しく教えてください。

私が今回募集するDXビジネスプロデューサー・DXビジネスプロデューサー候補に一番に求めたいのは、DXをあくまでも手段として活用し、ビジネスや組織にとって本質的な変革を実現していただくことです。なぜなら、最も重要なのは、DXを実施することではなく、経営理念・行動指針・中期経営計画、あるいは原理原則に従って、私たち西部ガスが本当に必要としている変革を実現することだからです。いくら先進的で優れたシステムを構築しても、それが原理原則に沿っておらず、目標・目的を達成できないようなら意味がありません。しかし、世の中には、実はそうしたDX事例が多いのです。私たちはその落とし穴を避け、できるだけ価値の高いDXを実現したい。そのために力となっていただける方を求めています。

もっといえば、「今後の西部ガスの営業部はどうあるべきか?」とか、「新たにどのような組織が必要か?」といったことを自らよく考え、上層部とも十分に議論した上で、DXを活用してビジネスや組織をどんどん変革していただけたら嬉しいです。また、たとえばこうしてテレワークが当たり前の時代がやってきたら、スマートフォンでワークフロー管理を行えるシステムを素早く開発する、というような柔軟さも求めたいと思います。

なお、あえて事前にお伝えしますが、数年後には異動していただく可能性があります。なぜなら、DXが一過性のものかもしれないからです。そのため、知見・ノウハウを活かしながら、次のキャリアに進んでいただくことがありうるのです。たとえば、幹部に向かうキャリアパスを歩んでいただく可能性があり、その場合は、複眼的にさまざまな部署に異動していただくことが考えられます。また、DXを極めるにしても、ある業務部門のデジタル化を深化させるため、その部門の企画部に一時的に異動して、現場に近いところでDXを推進していただく、というのもありえる展開です。経営理念・行動指針・中期経営計画などを見据えて、ビジネスや組織の変革をリードしていただける方なら、どこにいっても活躍していただけるはずです。

西部ガスのオフィス風景

ビジネスや組織を大局的に眺めて全体構想を考える姿勢を重視
西部ガスに「新しい風」を送り込んでいただける方を歓迎

どのような社風ですか?

九州・福岡の地場密着企業のイメージ通りだと思いますが、良くも悪くも家族的で、人間関係の密度が濃い会社です。キャリア入社社員はUターン・Iターンが比較的多く、なかでも本人が九州出身で地元に帰ってくる、あるいは奥様などの家族が九州出身で、家族の地元にやってくる者が目立ちます。もちろん、九州には何の縁もなかったけれど、福岡が気に入って入社したという社員もいます。九州に縁があってもなくても、素直に自分をさらけ出して周囲に馴染める方なら、楽しく働けると思います。

どのような方にどのような活躍を期待していますか?

ベースとして、システム企画・工程管理・予算管理・人員管理などのプロジェクトマネジメント経験(組織マネジメント経験)と、ビジネス・組織を変革する上で必要なビジネス理解力・組織理解力がある方を求めます。もちろん、DXへの興味・関心は必須ですし、DXの知識や知見もある程度は必要です。

その上で、今回の募集では、ビジネスや組織を大局的に眺め、全体構想や全体最適を考える姿勢を重視しています。なぜなら、そうでなければ、本質的な変革を起こすのが難しく、他部署に異動した際にも実力を十分に発揮していただけないからです。具体的には、経済・経営向けの新聞や雑誌をきちんと読みきれる力を求めます。そのような方なら、きっと長く活躍していただけると考えています。

ガス会社は、組織的に特殊な点はありませんから、さまざまな業種・会社の方が働きやすいと思います。ですから、前職の業種・会社はさほど問いません。そうした意味では、広く門戸を開いています。また、前職との社風の違いなどはあまり気にしていません。むしろ、西部ガスに「新しい風」や「これまでになかった視点・考え方」を持ち込んでいただける方を歓迎します。

佐藤時夫氏

西部ガスの概要

西部ガスは、1930年(昭和5年)の創業以来、生活に欠かすことのできないライフライン事業者として、都市ガスを絶やすことなくお届けし、地域のみなさまに支えられながら共に歩んでまいりました。今年で創立90周年を迎える当社は、現在、福岡県・熊本県・長崎県のお客さま(約109万戸)にご利用いただいております。当社は2021年4月にグループ純粋持ち株会社体制への移行を予定しており、これからも、当社は「お客さまから圧倒的な信頼をいただくエネルギーとくらしの総合サービス企業グループ」を目指す姿として、事業構造の多様化・強靭化に向けたグループ変革を進めてまいります。

  • 設立:昭和5年12月1日
  • 従業員数:1,309名
  • 資本金:206億2,979万円
  • 売上高:204,445百万円(2020年3月期)

西部ガス株式会社 執行役員デジタル化推進部長 佐藤時夫 氏早稲田大学卒業後、1986年に西部瓦斯(現:西部ガス)入社。エネルギー統轄本部営業計画部マーケティング企画室長、営業計画部マーケティング企画室長、理事営業計画部マーケティング企画室長、理事事業推進部関連事業室長、理事関連事業部長などを歴任した後、2019年 4月より現職。

  • DXビジネスプロデューサー(候補)

    年収:600万円 〜 上限なし

    勤務地 福岡
    業種 インフラ > エネルギー
    インフラ > 電気・ガス・水道
    職種 経営企画・事業企画 > 新規事業企画・立上げ
    IT技術職 > プロジェクトマネージャー(WEB・オープン系)

担当ヘッドハンターの目線

古田将章氏

古田将章氏
株式会社リクルートキャリア ハイキャリアコンサルタント

大学で事業立上げを経験後、リクルートキャリアへ2014年に新卒入社。4年間、主に東海エリアにてベンチャーから大手企業の中途採用支援を担当。2018年4月よりハイキャリアグローバルコンサルティング部へ異動し、中途採用支援だけでなく、転職支援にも従事しています。主に関西以西エリアで活動しています。

九州地区では貴重な募集。変革期を迎える
エネルギー業界のなかでも本気で新規事業に取り組む企業の1つ

脱炭素社会への移行や人口減少などの影響に加えて、2016~2017年に電力・都市ガスの小売自由化が始まったことで、エネルギー業界は本格的な変革期に入りました。今後、電気・ガスは価格競争がより激しくなり、かつ使用量が減っていくでしょう。そのため、エネルギー業界ではどの企業も本業以外に力を入れ始めています。そのなかでも、西部ガスは2026年度に売上の半分をガスエネルギー事業以外にすることを目指しており、本気で新規事業に取り組んでいる企業の1つです。

新規事業に本腰を入れる際には、社内を変えてくれる「外からの風」が欠かせません。西部ガスも、いままさに外からの風を必要としているタイミングで、キャリア入社の方が活躍しやすい環境にあります。また、エネルギー業界は事業開発に必要なリソース(顧客情報・パイプライン網・ブランド・資金など)が豊富で、新規事業を立ち上げる上で面白い存在でもあります。

それから、実はいま、日本には「DX担当者をどう採用するか?」に苦慮している企業が数多くあります。なぜなら、DXは一過性の流行である可能性が高く、スキルが陳腐化しやすいからです。そのため、長期間雇用しないことを見越して、契約社員として雇用したり、特殊な雇用形態にしたりする会社が出てきています。その点、西部ガスはDXが下火になる可能性を踏まえて、異動を前提としたメンバーシップ採用を行っています。これは一見厳しく感じるかもしれませんが、むしろ長期的に雇用したいという想いの表れと見るほうがよいと思います。

なお昨年、異なるポジションですが、「九州で、このような募集が出ることはめったにない」と言って、首都圏の大企業から、思いきって西部ガスに飛び込んだ方がいらっしゃいました。今回の募集も同じことが言えるかもしれません。九州地区では貴重な募集案件ではないでしょうか。