
世界67か国・310以上の店舗を展開する、デンマーク発の世界的インテリアブランド『BoConcept(ボーコンセプト)』。その日本法人として1997年に設立され、まもなく30周年を迎える『BoConcept Japan』はいま、ブランド体験のさらなる深化と躍進へと踏み出した新たなフェーズにあります。今回は代表の大槻様に、どのようなビジョン掲げているか、それをどう実現しようとしているか、多彩な人材が活躍できる職場づくりの推進や、変革期にジョインすることで何を得られるかという読者へのメッセージを語っていただきました。
大槻晃子
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| 年収 | 470~600 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ボーコンセプト・ジャパン |
| 勤務地 | 東京都港区, 東京都23区内, 東京都立川市 |
| 職種 | 販売/フロアスタッフ(アパレル/アクセサリー/インテリア) |
| 年収 | 470~600 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ボーコンセプト・ジャパン |
| 勤務地 | 神奈川県横浜市西区 |
| 職種 | 販売/フロアスタッフ(アパレル/アクセサリー/インテリア) |
| 年収 | 470~600 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ボーコンセプト・ジャパン |
| 勤務地 | 埼玉県越谷市 |
| 職種 | 販売/フロアスタッフ(アパレル/アクセサリー/インテリア) |
| 年収 | 500 万 ~ |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ボーコンセプト・ジャパン |
| 勤務地 | 大阪府大阪市北区 |
| 職種 | 日用品/アパレル/インテリア法人営業 |
目次
“We sell solution” 暮らしの解決策を売る、BoConceptの描く未来像。
── はじめに、BoConceptとはどのようなブランドであるか。そして、BoConcept Japanの事業について教えてください。
1952年、夏。デンマークの田舎町で、2人の若い家具職人“イエンス・ジェンソン”と“タジェ・モルホルム”が小さな工房を立ち上げました。それが、『BoConcept(ボーコンセプト)』のはじまりの物語です。以来、創業から半世紀以上を経た現在では、パリ・ロンドン・ニューヨーク・上海をはじめ、インテリアブランドとしては世界最多クラスの店舗数を誇るほどに成長を遂げています。「Bo」とは「生活」を意味するデンマーク語。洗練されたデザインと機能性を備えた北欧家具を、一人ひとりのライフスタイルに合わせてご提案する。そして、暮らしそのものをデザインする。それが、時を超えても変わらないBoConceptというブランドが届けてきた価値です。
BoConcept Japanは、その日本法人として設立されました。1997年に第1号店を東京にオープンし、現在では全国に直営ストアが20店舗、フランチャイズストアが4店舗ございます。B to Cだけではなく、オフィスや商業空間へのインテリア提案といったB to Bビジネスも行っています。ブランドの独自性をひとことで表すなら、全世界で掲げている理念『We sell solution(私たちは解決策を売る)』と言えるでしょう。私たちは単に家具を売るのではなく、暮らしの課題を解決することを使命としています。お客様一人ひとりの思い描く理想の生活に寄り添い、セールスアソシエイト(販売員)が対話を重ねながら住空間をトータルコーディネートする“インテリアデザインサービス”を強みとしています。
たとえば、インテリア雑誌に載っていたソファの写真に憧れて「このソファが欲しい」とご来店されたお客様がいらっしゃるとします。セールスアソシエイトはまず「なぜそのソファなのか」「どのような暮らしを望まれているのか」をお聞きします。在庫やサイズを確認してそのまま販売することもできるかもしれませんが、同じソファを置いても、雑誌でご覧になられた部屋の広さや照明・床材が異なれば、感動を得られないことがあるからです。可能であれば、お客様の理想の空間づくりのためにスタッフがご自宅に伺い、採寸、空間と他家具とのバランスをみた配置を含めた理想に近づけるためのトータルコーディネートを提案いたします。「ご希望の雰囲気に近づけるため、カーテンも変えてみてはどうでしょう?」「ソファの形を変えれば余裕が生まれるので、サイドテーブルを置いて印象を変えてみませんか?」と、理想を実現するための提案を行い、お客様のために唯一無二の特別な空間をつくりあげていく。それが、私たちのスタイルです。
── 昨年、日本市場でブランドの認知度が大きく向上したと伺いました。背景にはどのような取り組みがあったのでしょう。
YouTubeでインテリアデザインサービスの魅力を発信したり、Instagramで製品の紹介動画を配信したりと、SNSマーケティングに力を入れたことで、これまで店舗に足を運ばれたことがなかった方々にもブランドや商品を知っていただけるようになり、来店者数が伸びました。これらの施策は、若い世代のアイデアから生まれました。高級インテリアブランドというイメージにとらわれず、カジュアルな媒体を柔軟に活用し、失敗を恐れずに新しいチャネルへ挑戦したことが功を奏したのです。
実は、こうした社員発のアイデアが仕事やサービスの改善につながることは珍しくありません。ボトムアップの提案を歓迎する文化があり、業務以外でも「オフィスにコミュニケーションを促進するバーカウンターを置きたい」「部署間交流のために懇親会を開催したい」「〇〇サークルを開催したい」といったアイデアが社内で次々と実現しています。
── 現在、どのようなビジョンを描かれていますか?BoConcept Japanの「これから」についてお聞かせください。
今後のビジョンは、ブランド体験に磨きをかけて、日本市場での存在感を高めていく。そのために、インテリアデザインサービスの品質と、人材力を総合的にレベルアップさせ、30周年以降の成長に繋げていきます。ひいては、日本にまだ浸透しきれていないトータルコーディネートの文化を、スタンダードにしていきたいと思っています。オンラインショッピングか、あるいは「気軽に持ち帰り、自分で組み立てる」というのが昨今の主流です。それと比較すれば、時間をかけてソリューションを提案し、理想の暮らしをプロデュースする私たちのスタイルは真逆にあります。ですが、そこにこそお客様に価値を感じていただきたいのです。そのスタイルをこれからも磨き続けていくことに変わりありません。
品質向上の面では、デジタル技術を積極的に取り入れています。店頭ではお客様のお部屋の寸法や間取りをもとに、完成イメージを立体的にご覧いただける3Dシミュレーションアプリケーション『Room Planner』を用いてお客様にご提案を差し上げています。こうしたデジタルツールとセールスアソシエイトの専門知識やイマジネーションを掛け合わせることで、提案力を強化しています。そして、人材力の面では、社員が主体的に企業の成長に携わる「全員参加型」の組織づくりを行っています。

世界67カ国のWorld teamでブランドを創る。
── 「全員参加型」の組織づくりについて、具体的に教えていただけますか。
「どうすればブランド体験が深まっていくか?もっと人が育つか?職場環境が良くなるか?」、こうした問いを一人ひとりが考え、提案し、形にしていくカルチャーを育んでいます。マネジメント層のアイデアだけで会社を動かすのではなく、全社員150人の知恵を持ち寄ることで、より多様な“opportunity”が生まれると信じているからです。その象徴的な取り組みが「店長会」です。テーマを設けてブレインストーミングを行い、店舗で実践できる工夫を議論します。店長会の後にはフランチャイズ店舗も含めた懇親会を開催し、情報交換の場を設けています。また、今年からは全社員向けに「業務レクチャー」という研修を導入しました。各部署が自分達の責任や課題、仕事の流れを他部署に共有する取り組みです。その結果、部門間の理解が深まり、「互いをリスペクトできる関係性が築けた」「透明性が高まり、働きやすくなった」といった声が上がってきています。
── 社員の活躍を支えるサポート体制はあるのでしょうか?
サポート体制は常に改善を重ねており、インテリア業界で働いた経験のない方であっても活躍できる土壌を整えています。例えば、新人営業には「バディ制度」を導入し、先輩が能力や個性を伸ばすのに最適な道筋を準備するだけでなく、新人では手間取る業務のフォローアップをしていきます。加えて、店舗を回って育成にあたる専任トレーナーが、現場全体の課題解決のサポートや、社員へのマンツーマン指導をしています。本社からのトレーニング支援も万全です。グローバル共通のeラーニングサイト「BoConcept Academy」を提供しており、商品知識から接客ノウハウまでを、いつでも学ぶことができます。他にも、外部研修の受講制度やリーダーシップ研修、インテリアコーディネート研修など、多彩なプログラムを用意しています。
また、グローバル規模での情報共有や研修の機会も豊富です。本社デンマークでは「BIC(BoConcept inspiration Camp)」が開催され、各国のストアマネージャーが参加してブランドの戦略について議論します。また、年間売上トップ25名のセールスアソシエイトだけが招待される特別研修「Champ Camp」があり、販売技術に磨きをかけています。こうした国境を超えた表彰・研修制度は社員のモチベーションを高めるとともに、世界最先端の知見を各国の現場に持ち帰る好循環を生んでいます。今日も、世界中の仲間達とブランドを創っているのです。

現場で、チームで、汗をかく、答えを探す。
── 「現場主義」という考えを大切にされていると伺いました。その原体験となった出来事はあるのでしょうか?
ファッション業界で得た学びは大きいものがあります。前職のインディテックス社(※ZARAを擁する世界最大級のアパレル企業グループ)では日本でエリアマネージャーを務めた後、韓国に赴任して3年半で約40店舗の立ち上げを指揮し、その後は中国で7年半、リージョナルマネージングディレクターとしてビジネス拡大に携わりました。商習慣が異なる国で現地スタッフと仕事をするのは容易ではなく、いくつもの挑戦がありました。とくに、中国に赴任した当初は苦労しました。急にやって来た日本人の私が指示を出しても、現地のスタッフは心を開きません。言語の壁もありましたが、「日本人に中国のビジネスを動かせるのか?」という半信半疑な目で見られてたのでしょう。そこで心がけたのは、現場で一緒に働くことでした。店舗で課題を共に見つけ、共に改善策を考え、スタッフとともに実行に移す。「任せる」のではなく「ともに動く」スタンスを一貫させた結果、徐々に信頼関係が築けたのです。1年も経つ頃には「こんな問題があるのですがどう解決しましょうか?」「こういうことにチャレンジしたいのだけど相談に乗ってくれないか?」と頼ってくれるようになり、チーム一丸となって成果を出すことができました。
── 代表になられてからも現場に出られているのでしょうか?
関東から関西、さらにはフランチャイズ展開している福岡や金沢の店舗まで、可能な限り直接足を運ぶようにしています。本社スタッフにも「何が起こっているか知りたければ現場にいきなさい。答えは現場にあります」「何か知りたければとにかくお店に行ってごらん」と日常的に伝えています。そうした動きが社内にポジティブな影響として表れています。人事担当であれば、店舗スタッフの声を直接聞いて、どのような人材が必要かを把握して改善に活かす。オペレーション担当であれば、店舗で商品配送や在庫管理の課題を吸い上げ、サプライチェーンの工夫に繋げる。マーケティング担当も、店舗でお客様やスタッフと会話しながら、どんなプロモーションがお客様に響いているかの肌感覚をつかむ。バックオフィス社員が自分の専門を超えて現場を知り、課題解決に役立てる動きを推奨しています。さらには、デンマークから役員クラスのメンバーが来日したときにも、必ず日本の店舗を見て回り、今現在日本のお客様はどのようなインテリアを好まれるか、今現在のマーケットの状況の他、各店舗の課題を話し、改善活動につなげています。本国の仲間達が知るべきことは現場にあり、それを肌で感じてもらうことが大切だと考えています。
── そうした「現場主義」のカルチャー醸成を図るなか、社内ではどんな変化がありましたか?
店舗スタッフがご来店されるお客様に喜んでいただくため、創意工夫を凝らすのはもちろんですが、先ほども申し上げた通り、本社スタッフも「店舗のために何ができるか」を考えて動くようになりました。最近は「こんな施策はどうか?」とマーケティング担当が店長に直接相談するなど、双方向のコミュニケーションが活発になっています。組織全体がチームになりつつあるのはとても嬉しいことです。

人はみな、違う。人はみな、特別——。ここでは、すべての“らしさ”が価値になる。
── 多彩なバックグラウンドを持つ人々が活躍されています。DEI<多様性(Diversity)・機会均等(Equity)・包括(Inclusion)>の推進について、どのような考えで取り組まれているのでしょう。
BoConceptでは人材の多様性を力に変えようとする文化があります。その象徴とも言えるのが、行動指針として掲げている「D.R.I.V.E.」です。これは「Develop Yourself(自己研鑽)」、「Reach the Goal(目標達成志向)」、「Initiate Solutions(主体的行動)」、「Value Differences(違いを価値に)」、「Embrace Collaboration(協働尊重)」の頭文字を取ったものです。そのなかの「Value Differences」では、「他者の視点を理解し、違いを活かしてより良い結果を出す」ことが強調されています。
「女性を」「外国人を」「障害と生きる人を」……と、特定の属性を特別扱いするのではなく、「どんな姿・形・キャラクター・状態の人でも熱意があれば誰もが活躍できる職場」であるべきだと考えています。誰しもが強みを持っているので、その力を最大限に発揮できるような公平で風通しの良い職場づくりを大切にしています。
── 実際に様々な経歴の方が力を合わせて協働されているそうですね。
社員のバックグラウンドは実に多彩です。インテリア一筋の方もいれば、別の道に進んだけれど家具が好きで戻ってきた方もいます。他にも、ウェディングプランナー・宝飾・ホテル・商社・エステティシャンなど、多様なキャリアを持つ人同士が刺激し合い、違いを力に変えて活躍してくれています。
異業種出身者が入ることで、「私たちが当たり前だと思って見過ごしていた課題」にハッと気づかされることもあり、社内に新しい視点が生まれ、ブランドの魅力を高める原動力になっています。全員に通ずることは、BoConceptが大切とする価値観に共感していることでしょう。私自身も、長年ファッション業界で「如何に早く多く商品を売るか」を追求してきましたが、“お客様に寄り添い、時間をかけてソリューションを提案する”というブランドの在り方に感銘を受けて転職したのです。
── 制度面においても、何か工夫をされているのでしょうか。
ワークライフバランス推進の先進国である本国の精神を受け継ぎ、“Work from anywhere”-テレワーク制度やスーパーフレックスタイム制度、柔軟な有給制度の取り方など、働き方の仕組みを整えています。それから、当社では副業制度も取り入れました。「自分のスキルを広げたい」「他分野にチャレンジしたい」という想いを持つ社員もいますし、優秀な人に長く活躍してもらうためにも、選択肢を提供したいと考えたからです。もちろん社員である以上、本業で責任を果たすことが前提ですが、その前提を満たした上であれば一定の範囲内で他の活動を認めています。自由度が高いからこそ、プロ意識を持って仕事に臨み、結果的に仕事へのエンゲージメントが高まると期待しています。
制度面の充実度に加えて、ライフステージや多様な働き方を尊重する風土が根付いていることも、BoConceptが誰もが活躍できる職場である大きな理由です。一人ひとりの事情に応じた働き方の相談ができるため、子育てや介護と仕事を両立させたい人、事情がありフルタイムが難しい人でもキャリアを諦めずに済むのです。一時的に仕事から離れなければならない場合のサポートも万全を期しており、上司や人事が中心となって復帰へのバックアップ策を考え、本人が安心してキャリアを継続できるよう長期的にフォローします。「困ったときは、お互い様」ですから。

私たちは普通を信じません。あなたらしく輝ける挑戦を、ここで一緒に。
── 最後に、これからBoConcept Japanでのキャリアに挑戦しようとする方々へメッセージをお願いします。
BoConceptは常に進化を続けるブランドです。だからこそ、変化を恐れず、自らの殻を破り続けたいと願う人と出会いたいと思います。そして当社は、世界中の仲間とともに未来を描くグローバル企業でもあります。日本にいながら海外プロジェクトに携わることや、将来的に海外拠点で活躍するチャンスが十分に広がっています。「一緒にブランドを成長させたい」という熱い気持ちを胸に飛び込んできていただければ、必ずやその情熱を発揮できるフィールドがあります。BoConcept Japanとしては30周年を目の前にするなかで、さらなる深化と躍進を目指し、走り出したばかりのフェーズです。個人としての成長と、企業の成長を重ね合わせながら活躍できる、これ以上ないタイミングといえるでしょう。
——BoConceptは普通を信じません。人生は既製品ではありません。一つとして同じ人生はなく、すべてが特別です。だから、誰かがつくった“型”に自分をはめ込む必要もない。お客様が、お客様らしく生活を送る住空間を提案するお仕事をし、あなたが自由に輝ける舞台がBoConceptにはあります。ぜひ扉を叩いてください。お会いできる日を心から楽しみにしています。

株式会社ボーコンセプト・ジャパンが募集している求人はこちら
| 年収 | 470~600 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ボーコンセプト・ジャパン |
| 勤務地 | 東京都港区, 東京都23区内, 東京都立川市 |
| 職種 | 販売/フロアスタッフ(アパレル/アクセサリー/インテリア) |
| 年収 | 470~600 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ボーコンセプト・ジャパン |
| 勤務地 | 神奈川県横浜市西区 |
| 職種 | 販売/フロアスタッフ(アパレル/アクセサリー/インテリア) |
| 年収 | 470~600 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ボーコンセプト・ジャパン |
| 勤務地 | 埼玉県越谷市 |
| 職種 | 販売/フロアスタッフ(アパレル/アクセサリー/インテリア) |
| 年収 | 500 万 ~ |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ボーコンセプト・ジャパン |
| 勤務地 | 大阪府大阪市北区 |
| 職種 | 日用品/アパレル/インテリア法人営業 |
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。