
PC周辺機器やモバイルアクセサリー、家庭向けのデジタル家電まで、時代とともに人々の暮らしに寄り添いながら事業領域を拡大し、国内で確固たるポジションを築いてきたエレコム株式会社。いま最も大きな変革の真っただ中にあるのが海外事業です。欧米・中国・ASEANといった多様な市場へ向け、それぞれの文化や生活習慣に合わせたブランド戦略を組み上げている最中であり、国ごとに異なる“売れ方”や“使われ方”を読み解きながら、より良い製品・体験を提供していくための試行錯誤が続いています。国内で培った強みを武器にしながら、新たな価値を世界へ広げていく。同社の挑戦は、まさにここから本格的に始まろうとしています。
石見 浩一
1992年 イリノイ大学院修了。1993年 味の素入社。2001年 トランスコスモス入社。サービス部門の責任者として、品質向上・生産性改善・新規サービスの展開などサービス力の向上を追求するとともに新たな事業領域への展開やサービス開発に従事。2006年より16年にわたり副社長として経営に携わると同時に、国内外グループ会社の経営者を歴任するなど経営者としての経験と見識を有する。2012年よりグローバル事業の責任者として、中国・ASEAN・欧米の6ヵ国において新規事業を立ち上げ、韓国子会社の黒字化や成長への取り組みなど、グローバル事業の拡大に貢献。2023年にエレコム副社長執行役員。現在は代表取締役社長執行役員。
久保 雄一朗
1998年 東京大学大学院修了。1998年 アーサー・ディ・リトル・ジャパン入社。2001年 トランスコスモスへ入社し、海外事業立上げおよび上海にて現地法人責任者として中国事業経営に従事。2014年執行役員欧州事業本部長としてイギリスに駐在し、欧州にてEC事業および代理店ビジネス立上げや英国企業の買収を実施。2019年ミスミ入社、生産工具事業部長として売上拡大・収益改善に貢献。2024年にエレコムに入社し、海外事業部執行役員部長として、アメリカ、欧州、中国、ASEANを中心とした海外事業展開や海外M&Aに従事。
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| 年収 | 500~650 万 |
|---|---|
| 会社名 | エレコム株式会社 |
| 勤務地 | 大阪府大阪市中央区 |
| 職種 | 新規事業企画/開発 |
| 年収 | 500~800 万 |
|---|---|
| 会社名 | エレコム株式会社 |
| 勤務地 | 大阪府大阪市中央区 |
| 職種 | 商品企画 |
| 年収 | 450~650 万 |
|---|---|
| 会社名 | エレコム株式会社 |
| 勤務地 | 神奈川県横浜市神奈川区 |
| 職種 | 商品企画 回路設計 |
| 年収 | 450~650 万 |
|---|---|
| 会社名 | エレコム株式会社 |
| 勤務地 | 大阪府大阪市中央区 |
| 職種 | 回路設計 |
目次
生活者視点を武器に、世界市場へ

── エレコムについて教えてください。
石見:エレコムの原点は、生活者の小さな不便を見逃さず、それを確かな価値へ変えていく姿勢にあります。創業当初から掲げてきた「手に取った瞬間に便利さが伝わるものを届けたい」という思いは、まもなく40年を迎える今も変わりません。PC周辺機器やモバイルバッテリー、家電と事業領域を広げてきた歩みの背景にも、この精神が脈々と息づいています。
現在はBtoBやEC事業の成長に加え、“第四の柱”として海外展開にも本格的に挑んでいます。より良い製品やソリューション提案を通じて社会の一歩先へ価値を届ける——その姿勢を示すパーパスとして「Better being」を掲げ、つねに新しい挑戦を続けています。
国内にはデザインを中心とした開発チームがあり、生活者視点を大切にしながら、早いもので、わずか3〜4ヶ月というスピード感で新たな製品を生み出す体制を整えています。さらに、全国の店舗に営業担当を配置し、量販店での販売力、ECでのデジタルマーケティング、そしてBtoBのソリューション提案力を掛け合わせ、多様なチャネルを通じて確実に価値を届けられる事業基盤を築いてきました。
積み重ねてきた知見と実績を武器に、エレコムは今、世界を舞台に新たなステージへ踏み出しました。グローバルに挑むフェーズへと移行し、より大きな価値創造に向けた歩みを加速させています。
正解のない市場を自分たちの足で切り拓いていく

── 海外事業について詳しく教えてください。
石見:エレコムが海外事業に本格的に舵を切ったのは、ここ数年のことです。海外売上比率はまだ大きくありませんが、それは裏を返せば大きな成長の余地が残されているということでもあります。現在は欧米・中国・ASEANをはじめとした主要エリアに拠点を置き、市場特性に合わせたブランド戦略・販売戦略を築きながら、まさに挑戦の真っただ中にいます。各地域で戦略が異なり、欧米では、デザイン性の高いアウトドアブランド「NESTOUT(ネストアウト)」を軸にEC・DTCでの展開を強化し、認知拡大と浸透スピードの向上を図っています。中国・台湾ではすでに複数の製品を多角的に展開しています。とりわけ台湾ではドライヤーがトップシェアを獲得するなど着実に市場を開拓してきました。一方で競争が激しい市場でもあるため、現地のスピード感に合わせた柔軟な戦略調整が欠かせません。ASEANやインドは、今後さらに成長が期待される地域です。シンガポール、マレーシア、インドネシアに続き、ASEAN全域やインドへの本格参入を見据えています。ここでは日本の量販店モデルとの親和性が高く、日本で磨いてきた営業力がそのまま強みに転換されています。日々試行錯誤を重ねながら組織と事業を形づくっている段階です。
海外展開を加速させるうえで、M&Aは今後さらに重要性を増していきます。特に欧米では、既にブランドや販売網を確立している企業とのパートナーシップを通じて、市場への浸透スピードを大きく加速できる可能性があります。海外事業の立ち上げにおいては、オーガニックな成長だけでなく、外部の力を取り込みながら事業の骨格をつくっていくアプローチも進めています。
挑む人に寄りそう会社へ 整備が進むグローバル挑戦の基盤

── 貴社の社風や環境について教えてください。
石見:エレコムの社風を語るうえで欠かせないのは、年齢や経験に関係なく挑戦の機会が開かれている点です。若いうちに挑む大きなテーマは、その後のキャリアに大きな資産として積み上がります。だからこそ、20代・30代の挑戦を積極的に後押しし、「やってみたい」という前向きな姿勢を尊重しています。新入社員にも「5〜10年後には起業できるほどの挑戦をしてほしい」と伝えるほどです。社内では、量販店・EC・海外という複数の領域を横断してキャリアを築く社員も珍しくありません。まず国内でノウハウやコミュニケーション力を磨き、その後に海外へ飛び立つ流れが生まれつつあります。実際に、国内からアメリカとASEANに挑戦する社員も登場するなど、事業のグローバル化に伴って挑戦の舞台が自然と広がる環境が整ってきました。
一方で、挑戦を支える“仕組み”は発展途上にあり、まさに整備の最中です。海外事業を本格的に推進し始めたのはここ数年のことで、これまでの過程には数多くの試行錯誤がありました。現在は英語研修など、制度の可視化と基盤づくりを加速させています。また、マネジメント教育や海外出張を通じて経験を積み、準備が整った段階で赴任へと進める流れも確立しつつあり、挑戦のリスクを抑えながらステップアップできる環境づくりを着実に進めています。
世界を切り拓く、手ざわり感のある挑戦を

── どのような方が向いていると思いますか。
久保:海外事業は、国内のように整った仕組みや成熟したプロセスに頼れる環境ではありません。国や地域ごとに文化や価値観が異なり、求められる製品、販売モデル、意思決定のテンポもまったく違います。だからこそ求められるのは、「自ら考え、動き、道を切り開く姿勢」です。現地に入ってユーザーの反応を観察し、短いサイクルで試行錯誤を重ねる。海外事業では、この“行動しながら思考する力”が成果を左右します。何が正しいのかは、現場でしかつかめません。PDCAを軽やかに回し、変化そのものを楽しめる人が、グローバル市場で強さを発揮します。
また、現地では多様なバックグラウンドを持つメンバーと協働することになります。文化や価値観の違いを一方的に否定せず、相手を尊重しながら信頼関係を築けるコミュニケーション力は欠かせません。加えて、現地チームと日本の開発・企画部門をつなぐ役割も担うため、プロジェクトを推進するマネジメント力やリーダーシップも重要です。海外経験を持つ方はもちろん、メーカーでの事業経験、マーケティングの知識を持つ人材は、よりその能力を発揮しやすい環境といえます。
一方で、必ずしもハイレベルな専門性だけが求められているわけではありません。現地駐在や立ち上げフェーズでは、オンライン販売や量販店営業などの“物を売る経験”が大きな強みになります。M&A領域では一定の実務経験が必要ですが、事業企画や投資支援に携わった経験があれば活躍の幅はさらに広がります。
── やりがいについて教えてください。
久保:海外事業には、他の環境では得がたい面白さがあると感じています。それは自分の判断が事業そのものを動かしていくという実感を、日々の仕事の中で鮮明に味わえることです。まだ確立した仕組みが存在しない領域だからこそ、意思決定の一つひとつが市場の反応へ直結し、成功も失敗もすべてが自身の成長につながっていく——その手ざわり感こそ、この仕事の醍醐味といえます。
最も重要なのは、現地を実際に歩き、ユーザーの声を聞き、店舗で製品がどのように扱われているかを観察することです。文化的背景や購買行動の違いを肌で理解し、そこから企画や販売手法など、戦略へと落としこんでいく。机上の計画だけでは決して見えてこない「市場のリアル」を、自分の目と感覚で味わうことができるのは、海外事業ならではの経験です。さらに、現地スタッフとの信頼構築と、日本側の開発・企画チームとの連携を両立させる必要があり、コミュニケーション力とプロジェクト推進力が自然と磨かれる環境でもあります。
現時点では一人で海外に乗り込み、事業を動かす場面も少なくありません。主体性と自走力が強く求められるため、「海外で働ければよい」という姿勢では厳しいフィールドです。むしろ“整った環境”より“未整備の環境”を歓迎し、自ら切り拓く挑戦に価値を感じる方ほど、この舞台と深くフィットします。エレコムの海外事業は、そんな手ざわり感のある成長を求める人にこそ最適な活躍の場です。
日本発の価値を、世界で選ばれる“普遍的ブランド”へ育てる

── 今後の展望について教えてください。
久保:エレコムがこれから目指すのは、国ごとに異なるヒット製品を育てる段階から、日本発の唯一無二の価値を世界へ届けるフェーズへ移行することです。マウス・キーボードといったPC周辺機器や電源・バッテリー類、さらに新たなカテゴリーの製品まで、日本市場で磨かれてきた代表的なプロダクトを通じて、より広い国と地域へその価値を届ける構想を描いています。
その実現に向けた核心は、デザインと技術の両立です。派手さを追うのではなく、コードの煩わしさを解消する構造や、使い手のストレスを軽減する工夫など、生活者視点で設計された細やかな価値こそ、エレコムの本質といえます。日本の“真面目さ”や“丁寧さ”を宿したプロダクトで、世界中の不便や課題を解決していく存在を目指します。
── この記事を読んでいる方へにメッセージをお願いします。
石見:エレコムが一貫して大切にしているのは、「仕事を楽しむ」という姿勢です。若いうちから挑戦したい、世界を舞台に成長したい。そんな思いを持つ仲間が集まり、一つひとつの挑戦を積み重ねて事業を広げてきました。文化も商習慣も異なる海外市場でも、その違いを前向きに受け止め、現地の人々とコミュニティを築きながら価値を届けていく面白さがあります。製品やソリューションを通じて社会とつながる実感を持てることも、この仕事ならではの魅力です。
海外事業の立ち上げ経験がなくても、心配はいりません。重視されるのは完璧なスキルではなく、自ら考え、動き、挑戦を楽しもうとする姿勢です。その意志さえあれば、経験の有無に関わらず活躍のチャンスは確実に広がっていきます。
「自分の力で未来を切り拓きたい」。そう思える方にとって、エレコムは最適な場所です。どうぞ気軽に扉を叩いてみてください。新しい挑戦のステージで、あなたとお会いできる日を心から楽しみにしています。

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| 年収 | 500~650 万 |
|---|---|
| 会社名 | エレコム株式会社 |
| 勤務地 | 大阪府大阪市中央区 |
| 職種 | 新規事業企画/開発 |
| 年収 | 500~800 万 |
|---|---|
| 会社名 | エレコム株式会社 |
| 勤務地 | 大阪府大阪市中央区 |
| 職種 | 商品企画 |
| 年収 | 450~650 万 |
|---|---|
| 会社名 | エレコム株式会社 |
| 勤務地 | 神奈川県横浜市神奈川区 |
| 職種 | 商品企画 回路設計 |
| 年収 | 450~650 万 |
|---|---|
| 会社名 | エレコム株式会社 |
| 勤務地 | 大阪府大阪市中央区 |
| 職種 | 回路設計 |
| 年収 | 800~1500 万 |
|---|---|
| 会社名 | エレコム株式会社 |
| 勤務地 | 大阪府大阪市中央区 |
| 職種 | 経営企画 |
| 年収 | 400~800 万 |
|---|---|
| 会社名 | エレコム株式会社 |
| 勤務地 | 大阪府大阪市中央区 |
| 職種 | 部品購買 |
| 年収 | 400~750 万 |
|---|---|
| 会社名 | エレコム株式会社 |
| 勤務地 | 大阪府大阪市中央区 |
| 職種 | 購買企画 |
| 年収 | 500~900 万 |
|---|---|
| 会社名 | エレコム株式会社 |
| 勤務地 | 神奈川県横浜市神奈川区 |
| 職種 | プロダクトマネージャー 商品企画 回路設計 |
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。