自律的に学び、考え抜く。その積み重ねが、一流のコンサルタントを育てる。

変化のスピードが増す社会の中で、求められているのは“学び続ける力”です。KPMGコンサルティング株式会社は、戦略から実行までを一貫して支援する総合コンサルティングファームであり、その強みは、専門知識と経験、そして個の強みを結集しながら、社員一人ひとりの成長を組織の力に変えていく点にあります。同社では、スキルを身に付けるだけでなく、自ら問いを立て、考え抜き、キャリアを築くことを重視。学び続けるための仕組みや、挑戦を後押しする制度を通じて、社員が主体的に成長できる環境を整えています。KPMGコンサルティングが育てているのは、変化を楽しみ、学びを社会の価値へと変えていくプロフェッショナルです。

山下 雅和

金子 賢典

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ワンファームで実現する、組織を越えた連携力。

── まず、KPMGコンサルティングの特徴や強みを教えてください。

山下:一言でいえば、KPMGコンサルティングは「組織間の壁が極めて低い会社」です。提供しているサービスのラインナップ――戦略、オペレーション、テクノロジー、リスクマネジメント、M&Aなど――のみをみると、他のコンサルティングファームと同じように見えるかもしれません。ですが、私たちの強みはその提供の仕方にあります。KPMGコンサルティングは、あずさ監査法人、M&Aなどの領域を担うKPMG FASやKPMG税理士法人など、KPMGジャパンを構成する他のエンティティとともに、「ワンファーム」という思想のもとでクライアントを支援しています。つまり、組織の枠を超えて、マーケティングから営業、プロジェクト実行、人材育成、更には社内イベントに至るまで、すべてを連携して行っているんです。

この「壁のなさ」は、KPMGならではのカルチャーです。プロジェクトにおいても、税務の専門家が金融業界のDX案件に入ることがあれば、監査法人出身のメンバーが戦略策定のコンサルティングでアドバイスすることもある。社内のどの部門に声をかけても、誰かが「それならあの人に聞いてみよう」と自然に繋いでくれる。こうした知の連鎖が、私たちの競争優位を支えています。

── グローバル文化も特徴的に思えますが、いかがでしょう。

山下:そうですね。KPMGはヨーロッパがルーツの会社なので、どこかの国がトップダウンで決定して動かすというよりも、合理性を重んじながら合意形成する文化が根づいています。「この案が最も合理的かどうか」が判断基準。国籍や立場に関係なく、フェアに議論が行われるんです。KPMGコンサルティングでも同じで、若手社員の提案が採用されることも珍しくありません。むしろ「その視点は新しいね」と歓迎される。こうした合理的でオープンなカルチャーが、社員の成長意欲を引き出していると思います。

──そうした特徴は、クライアントから見てどんなメリットにつながるのでしょうか。

山下:クライアントには、「KPMGコンサルティングの誰に相談しても、どのような領域であっても必ず適切な専門家に繋いでくれる」という信頼感に繋がっていると思います。税務の相談をしても、「それは私の専門外です」と言って終わるのではなく、「では専門家を連れて改めてご説明します」と一緒に動く。個人ではなくチームでクライアントと向き合う文化が自然と根づいているんです。それが、他社にはない「ワンファーム」ならではの価値だと思います。

伴走型育成が、一流のコンサルタントを生む。

── 人材育成の考え方について教えてください。

金子:私たちは「人を育て抜く」ことを経営の中心に置いています。コンサルタントという職業は、プロフェッショナルとして自ら考え、成果を出すことが求められますが、だからといって放任では育ちません。社員一人ひとりが挑戦し続けられるよう、現場の上司だけでなく教育専門の育成チームが伴走して支える。この“伴走型育成”こそが、KPMGコンサルティングの文化の根幹です。

── 具体的な仕組みを教えてください。

金子:私たちは、人を育てることに対して人・時間・お金・知恵を惜しまず投じています。グローバルで蓄積された知見を最大限に活用しながら、社員の成長を組織全体で支える仕組みを整えています。どの会社も「人を育てる」とは言いますが、私たちは「段違いに、ハイレベルに育成する」という想いを胸に、真正面から育成に取り組んでいます。

その一例が「パフォーマンスマネジャー制度」です。すべてのコンサルタントに、直属の上司とは別にキャリアの伴走者がつき、定期的に対話を重ねます。「自分が何をやりたいのか」「どんな専門性を磨きたいのか」を一緒に言語化し、最適なプロジェクトにアサインする。現場のOJTだけに頼らず、キャリアの中長期的な方向性を見据えて支援しています。

山下:現場では、育成が“文化”として根づいています。試行錯誤を経て成長した社員が、次の世代を支える。そうやってバトンがつながっていくことで、組織全体の成長も自然と生まれるんです。その結果とも言っていいと思いますが、社員の会社に対するポジティブな思いはとても強いですね。社員が、組織に自然と誇りを感じている。ロイヤリティが高いというより、「ここで働く仲間が好き」という感覚に近いかもしれません。

金子:離職率も業界内では非常に低く、長期的にキャリアを築く社員が多いです。会社も「短期的な成果」だけではなく「中長期の成長」に投資しますし、この信頼関係の循環が、社員の挑戦意欲をさらに高めていると思います。

── 社員が“組織に誇りを感じている”理由はどこにあるのでしょうか。

金子:KPMGコンサルティングでは、サウナ部・アニメ部・ウイスキー部・ゴルフ部など、部活動文化が盛んです。また、KPMG中国香港オフィスのメンバーと合同でチャリティーのトレッキングイベントを開催するなど、オンとオフ、国境を越えたネットワークづくりが活発です。仕事上の上下関係やプロジェクト単位の関係だけでなく、異なる部署の社員が斜めに繋がっていく。その中で、部署を越えた信頼関係やフラットなコミュニケーションが育まれる。結果的に「この会社が好き」というより、「この会社にいる人たちが好き」という感情が生まれるのだと思います。

山下:そうした遊びの延長線上から、新しいビジネスが生まれることもあるんですよ。例えば、社内でのゲームイベントがきっかけでeスポーツのビジネス支援が始まったり、宇宙への興味からJAXA訪問を経て、宇宙領域アドバイザリーチームが立ち上がったり。イノベーションというものは、型を決めない余白からこそ生まれるんです。

「自律的な学び」を支援する仕組みと環境。

── 学びやキャリア支援の環境はいかがでしょうか。

金子:KPMGコンサルティングでは、社員の“自律的な学び”を後押しするための仕組みを整えています。その中心にあるのが、KPMGがグローバルで提供している「Learning Technology Ecosystem」です。これは、KPMGが独自開発した社内外統合のeラーニング環境で、大手の外部学習コンテンツも含め、数万件の講座を自由に受講できます。受講後にはデジタルバッジが発行され、スキルの可視化やそれによる学習意欲向上にもつながる。AIが関連テーマを自動でレコメンドしてくれるようになっています。

山下:それに加えて、「海外短期研修プログラム」があります。社員が自ら企画を立て、その内容を経営陣が審査し、採択されれば会社が費用を支援します。テーマも渡航先も自由で、海外のKPMGオフィスを訪問してインタビューをする、先端カンファレンスに参加するなど、さまざまです。帰国後には成果発表会を開き、学びを全社に還元します。

金子:「サバティカル休暇制度」を活用している社員も多いですね。一定年数勤務した社員が、退職せずに最大10カ月間の休暇を取れる制度です。大学や大学院で学び直す人もいれば、社会課題の研究に没頭する人もいます。会社を“離れる勇気”を支援する仕組みがあるのは、KPMGコンサルティングらしいと思いますね。

山下:私たちは、学びを「与えられるもの」とは考えていません。大切なのは、自分で考え、学びに行く姿勢。会社はその背中を押す存在でありたいと思っています。

── 業界全体として、「コンサルティングのコモディティ化」が課題になっているとも聞きますが、その中で育成についてどう考えていますか。

金子:はい。コンサルティング業界の裾野は広がり、社員数も増加していくなかで、きちんとした育成環境が企業の中に整っていなかったとするとその企業のコンサルティングサービスの質は低下していく可能性は当然あります。だからこそ、私たちは育成こそが経営の一丁目一番地だと信じて取り組んでいます。

山下:そうですね。どれだけAIやテクノロジーが進化しても、最後に価値を生むのは「人の思考」だと思うのです。クライアントのビジネス課題を深く理解し、背景にある意図や想いを読み取ってこそ、真のコンサルティングになる。私たちが重視しているのは、「思考の深さ」と「誠実な伴走」です。

金子:労働時間に関する法整備が進み、業務効率化の波も来ています。限られた時間の中で、どうやって一流の専門性を磨くか。“時間をかければ成長する”という時代ではありません。だからこそ、自律的な学びと、他者との協働によってスキルを掛け算していく必要があります。

山下:業界がコモディティ化している今こそ、KPMGコンサルティングは“人を軸に差別化する”必要がある。だから私たちは、人への投資を惜しまない。そして、社員一人ひとりが「自分は何の専門家になるのか」を自覚し、社会に新しい価値を生み出す存在になってほしいと考えています。

コンサルタントに必要なのは、想像力と好奇心。

── 中途採用にも積極的ですが、どんな人材を求めていますか?

金子:同業他社から来る方もいれば、事業会社やスタートアップなど異業界から来る方もいます。私たちは、どちらも歓迎しています。異業界出身者が持ち込む新しい視点が、社内の刺激になるからです。ただし、コンサルタントという仕事をする上では一度「アンラーニング」が必要です。前職の成功体験や常識をいったん手放し、クライアントの立場に立って考える柔軟さを身に付けることが欠かせません。“言われたことをやる”ではなく、“まだ言語化されていない課題を見つける”。その思考の切り替えができる人ほど、KPMGコンサルティングでは大きく成長します。

山下:コンサルタントは、言われたことだけをやっても褒められない仕事です。求められているのは、クライアントの言葉の裏にある意図を読み取り、自ら課題を設定し、提案していく力。つまり想像力と好奇心が必要です。

── 想像力と好奇心。印象的なキーワードです。

山下:そうですね。たとえば、電車が動いているのを見て何も思わないのではなく、「どんな人たちのどんな仕事と努力が折り重なってこの電車は動いているんだろう」と考え、ワクワクしながら調べ進められる人。そういう視点を持てる人は、どんな業界でも新しい価値を生み出せます。変化を恐れず、むしろ楽しめる。そんな人と一緒に働きたいですね。

金子:KPMGコンサルティングは約2000名の組織ですが、意外なほど“人の顔が見える会社”です。部署を越えてつながり、部活動やグローバルイベントを通じて、斜めの関係がたくさん生まれる。挑戦する人を応援し、支え合う風土があります。私たちはクライアントの変革を支援する会社であると同時に、自らも変化し続ける会社でありたい。社会をより良くするという志を共有しながら、未来を動かしていける仲間を待っています。

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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。