
高い技術力を強みとして事業を展開する、大手精密機器メーカーであるNTN株式会社。主力商品は、機械の中で回転する軸を支えて摩擦を減らす部品であるベアリング(軸受)で、世界シェア4位を誇ります。省エネルギーに貢献するベアリング技術を幅広い分野で生かし、持続可能な「なめらかな社会」の実現を目指しています。企業としての歴史は100年以上。お客様との信頼を築きながら、着実に成長を遂げてきました。その中で培ってきた企業風土や取り組んできた人材育成施策、さらには近年力を入れているDEIの推進などについて、今回は、人事における責任者である人事部部長の鈴木 宏明氏にお話を伺いました。
NTN株式会社が募集している求人はこちら
| 年収 | 450~750 万 |
|---|---|
| 会社名 | NTN株式会社 |
| 勤務地 | 大阪府大阪市北区 |
| 職種 | 経営企画 |
| 年収 | 450~650 万 |
|---|---|
| 会社名 | NTN株式会社 |
| 勤務地 | 愛知県名古屋市中区 |
| 職種 | 新規事業企画/開発 |
| 年収 | 450~700 万 |
|---|---|
| 会社名 | NTN株式会社 |
| 勤務地 | 大阪府大阪市北区 |
| 職種 | 社内広報 |
| 年収 | 600~800 万 |
|---|---|
| 会社名 | NTN株式会社 |
| 勤務地 | 大阪府大阪市北区 |
| 職種 | 社内システムエンジニア |
摩擦を減らし、回転をなめらかにするベアリングにおいて世界シェアを誇る。

── 貴社の事業の特徴について教えてください。
鈴木:NTN株式会社は、主にベアリングの研究開発や製造、販売を行っているメーカーです。精密機器や家電、自動車や新幹線をはじめとする鉄道車両、さらには風力発電機まで、そのほか多様な分野で使用されているベアリングを提供しています。中でも自動車のハブベアリングは世界トップクラスのシェアを誇ります。自動車のハブベアリングは車輪を支える重要部品であり、4輪車であれば、車1台に4個搭載されています。当社の取引先は国内だけにとどまらず、アメリカやヨーロッパをはじめとする世界中の自動車メーカーに商品を供給しています。このハブベアリングを筆頭に、お客様のニーズを的確に捉えて商品として形にし、高品質の商品を安定的に、継続的に納期を守ってお客様にお届けしてきました。その積み重ねが100年以上という歴史につながっていると自負しています。
ものづくりで大事なポイントとして、合理化と効率化が挙げられます。当社では長い歴史の中で成功体験を様式化することにより合理性と効率性を上げて、ビジネスの成功のセオリーを形成してきました。これは事業の継続的な発展に不可欠であるものの、弱点も伴っています。固定化されて、しなやかさに欠けるという点です。特に、近年はEV・電動化や再生可能エネルギーの拡大、DXの進展など、事業環境が大きくまた激しく変化しています。このような時代では、過去に成功してきたやり方が却って足枷になるという課題が出てくると考えています。
── 今の時代に合った組織とは、どんな組織でしょうか。
鈴木:柔軟な思考を持った組織であると考えています。変革期においては、これまでの延長線上ではない発想が必要になってきます。今までの私たちにとって思いもよらない考え方、行動、これらによる健全な刺激、よりよい化学反応、こういったものが非常に重要です。そこで、私たちとは異なる環境やバックグラウンドで経験を積んだ人、異なる発想や思考回路を持った人の視点を取り入れようと、現在はキャリア採用を強化しています。これにより、職場の雰囲気や仕事に関する議論の仕方が変わってきたと感じています。キャリア採用の社員に対して早期にNTNに溶け込み、NTNでの仕事に早く慣れてもらうためのプログラムを用意するとともに、職場で活躍してもらえるようになってから、「NTNのこの部分は違和感がある」といったことを語り合う場も用意しています。ずっと同じ環境の中で仕事を続けていると気づかない部分が出てきます。外部で経験を積んだ方にはどう見えているかを知ること、今までの考え方と異なる考え方との融合、これらが大切であると思います。

── 貴社の企業風土について教えてください。
鈴木:創業時から大事にしていることは、挑戦し続ける「開拓者精神」です。ものづくりに果敢にチャレンジし、早い段階からグローバル市場へ展開してきたことが、世界30カ国以上に200を超える拠点を設けるまでに拡大した今日につながっています。これからも、「開拓者精神」を大切にしていきたいですね。このような特徴を持っている企業なので、興味や好奇心を持って、さまざまな仕事に対して積極的に挑戦する方が活躍できる場がたくさんあります。自分の仕事の領域を広げることもできますし、仕事の深みも出てくると思います。
多様な人材が活躍する、健全な刺激があって働きがいがある職場。

── 貴社が推進しているDEI施策について教えてください。
鈴木:DEIの推進は、制度を整えるだけでは実現できるものではなく、組織の文化や意識の変化を伴うため、一定の時間が必要です。特に、これまでのやり方が根付いている組織においては、新しい考え方に対して戸惑いや慎重な反応が出ることも。そのため、人事部門が現場との対話を重ねながら、理解を深めていくことが重要だと考えています。その一方で、キャリア採用の拡大によって、実際に組織の中に新しい視点や変化が生まれてきています。柔軟な組織へと少しずつですが確実に進んでいる手応えがあります。キャリア入社の方に対しては、入社時のオリエンテーションの実施はもちろん、配属された職場でメンターを選任してきめ細かい入社後のフォローを実施。さらには、キャリア採用者を対象にした集合研修プログラムや自分自身で学べるe-ラーニング、通信教育等、学ぶ意欲のある方には多くの教育機会を設けることで、早期に力を発揮できる環境を整えています。制度だけでなく、「立場に関わらず意見を出せる」「良いアイデアであれば取り入れる」といった現場の風土も大事にしていきたいですね。また、上司や周囲がサポートしながら進める文化もあり、新たに入社した方でも安心して発言や挑戦をする環境が整っていることが、活躍を後押ししていると考えています。
── 多様な人材の活躍という点で、キャリア採用以外でも注力していることを教えてください。
鈴木:グローバル人材が活躍できる環境づくりを進めています。留学生として日本に来て、日本で就職される外国人の方を積極的に採用しています。技術分野でエンジニアとして活躍している方ももちろんいますし、事務系の専門職スタッフとして活躍されている外国籍の方もいます。持続的に成長できるよう、日本語教育や配属部門ごとの研修を実施しています。
さらに、障がいのある方が活躍できるよう、バリアフリー化の推進など、安全で働きやすい職場環境の整備にも取り組んでいます。同じオフィスで共に働くケース、製造拠点で知的障がいを持つ方の専用職場である「夢工房」で働くケース、両方あります。いずれも入社前に働く環境を知っていただけるよう職場体験を実施しています。そこで、一人の戦力として、どのポジションでどんな仕事を担当するのがふさわしいかを考える時間を設けています。イキイキと働けるように採用する側と採用される側のマッチングを図っています。
また、組織として若返りを図ることも大事ですが、日本の高齢化を考えると、シニアの方のチカラも大事。これまでのキャリアや保有スキル、勤務地などを総合的に勘案し、戦力として引き続き貢献してもらうために国内のグループ会社すべてを対象に継続勤務を可能にしています。
豊かな人づくりを進め、企業としてさらなる成長を目指す。

── 人材育成の特徴について教えてください。
鈴木:「自ら考え、自ら行動できる」人材の育成プログラムを展開しています。さまざまな育成プログラムがありますが、近年チカラを入れているのが経営人材の育成です。従来の管理職教育に加え、長期的な視点で経営課題に関する意思決定ができる次世代経営層候補者のすそ野拡大を目的に行っています。プログラムの内容としては、まずは経営の視点で必要な知識をつけていきます。それから自身の仕事や職場で自分としてはこのように変えていきたいとか、別の視点に立ってこういうふうに変えるべきではないかとか、改善案を立案してプレゼンテーションを行います。最終的には当社の社長に対面でプレゼンテーションし、社長から直接フィードバックを受けます。経営人材というのは普段の業務を繰り返す中だけではなかなか育ってこないというところがあり、環境変化の激しい時代、どうやって次世代において当社を担っていってくれる人材を見出して育てていくかという課題がありました。この育成プログラムは2021年度からスタートしましたが、引き続きプログラムの拡充に取り組んでいきます。その他として、注力しているのはデジタル化に対応できる人材の育成が挙げられます。やはり、DXの進展により事業環境が大きくまた激しく変化している影響が大きいです。全社員のデジタルスキルの底上げを図ろうと、「AI・データリテラシー講座」を開講。また、デジタル技術により効率化を推進することができる「デジタル人材」、先端デジタル技術による変革を進めることができる「高度デジタル人材」を育成するため、ICT戦略部や生産技術本部、CAE研究所など、各部門が協業して専門的な教育を行い、社員のデジタルリテラシー向上を全社で進めています。
── 働き方に関する特徴について教えてください。
鈴木:一人ひとりがジョブとライフを両立させながら、事業活動を通じて成長し、イキイキと継続して働けるように、リモートワークや柔軟に取得できる休暇制度など、多様な働き方に対応した環境づくりに取り組んでいます。そのために制度面や運用面を整えて支援をしていくことを重視しています。
さらに、それぞれのライフステージに応じて、育児・介護との両立支援などを含めた制度整備も進めています。2022年には子育て支援に関する高い水準の取り組みが認められ、「プラチナくるみん」認定を取得。介護に関しては、部下のサポートをする立場にある管理職全員に対し、「介護リテラシー向上セミナー」を実施したほか、介護に対する心構えや利用できる制度などをまとめた「仕事と介護の両立支援ハンドブック」を発行するなど、介護を行う社員に対する理解を促進する活動を進めています。
── 最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
鈴木:多様なバックグラウンドの人材が加わることで、これまでの前提や業務の進め方を見直す機会が増えてきました。その結果として、業務改善や新しい取り組みの創出につながる場面が生まれ、組織としての活性化を実感しているところです。また、NTNはグローバルに事業を展開し、市場は世界中に広がっています。多様な価値観や視点を持つ人材の存在が、お客様の理解を深めたり、ニーズを先取りしたり、提案力の向上につながっていきます。
これからNTNに入社を考えている方、当社には活躍できるフィールドが広がっています。私たちと一緒にぜひ、おもしろいことにチャレンジしていただければと思います。今後も、さまざまな経験を持つ人材が相互に影響を与え合いながら、グローバルの舞台で新たな価値を生み出していく組織を目指していきます。

NTN株式会社が募集している求人はこちら
| 年収 | 450~750 万 |
|---|---|
| 会社名 | NTN株式会社 |
| 勤務地 | 大阪府大阪市北区 |
| 職種 | 経営企画 |
| 年収 | 450~650 万 |
|---|---|
| 会社名 | NTN株式会社 |
| 勤務地 | 愛知県名古屋市中区 |
| 職種 | 新規事業企画/開発 |
| 年収 | 450~700 万 |
|---|---|
| 会社名 | NTN株式会社 |
| 勤務地 | 大阪府大阪市北区 |
| 職種 | 社内広報 |
| 年収 | 600~800 万 |
|---|---|
| 会社名 | NTN株式会社 |
| 勤務地 | 大阪府大阪市北区 |
| 職種 | 社内システムエンジニア |
| 年収 | 400~700 万 |
|---|---|
| 会社名 | NTN株式会社 |
| 勤務地 | 大阪府大阪市北区 |
| 職種 | 財務会計 管理会計 |
| 年収 | 450~700 万 |
|---|---|
| 会社名 | NTN株式会社 |
| 勤務地 | 三重県桑名市 |
| 職種 | 機械生産技術 |
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。