
顧客のライフスタイルの変化をいち早くキャッチし、「都心に家を持つ」という独自のビジネスモデルで新たなニーズを掘り起こしてきた、オープンハウスグループ。創業から28年間、常に業界に風穴を開ける存在として注目され続けてきた企業では、どんな組織や文化が育まれているのでしょうか?今回は、人事として企業の成長を支える山根様にお話を伺いました。
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| 年収 | 1000~1200万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 東京都 |
| 職種 | 人事企画/制度設計 評価人事 社員教育/研修人事 |
| 年収 | 500~800 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 東京都 |
| 職種 | 人事企画/制度設計 |
| 年収 | 500~800 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 神奈川県 |
| 職種 | 福利厚生/労務/給与管理人事 |
| 年収 | 400~700 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 東京都 |
| 職種 | 従業員満足度/ES人事 福利厚生/労務/給与管理人事 |
目次
山根 正義
株式会社オープンハウスグループ 管理本部 人事部長
京都府出身。神戸大学経済学部卒業後、2014年に新卒で国内大手生命保険会社に入社。営業職を1年経験後、一貫して人事職に従事。2022年4月にオープンハウスグループ人事部に課長職で入社。2024年4月に人事部長に昇格し、現在に至る。
多様な人材の活躍で、飛躍的成長を遂げるために。
―コア事業である戸建分譲事業からリゾート事業まで。幅広い事業展開を続けるオープンハウスグループで今、組織にどのような変化が起こっているのでしょうか?
2023年9月期に「売上高1兆円」という中期経営目標を達成し、今オープンハウスグループ全体で大きな節目を迎えています。不動産業界での地位も徐々に確立し、「不動産業界日本一」という目標に向けて、次のステージに進んでいます。ただ、業界トップに名を連ねる企業は、いずれも歴史と伝統を持つ大手。これらの企業と本格的に競り合うには、一般的な成長戦略では難しい。だからこそ、組織としてさらに成長していくために、事業や働く枠組みの多様化は必要不可欠です。
そんな中で、人事部門のミッションは「不動産業界日本一を一緒に目指せる人材を増やす」こと。そのためには従業員数の増加はもちろん、多様な人材が安心して働ける環境づくりが重要です。
オープンハウスグループは創業28年で急成長企業を遂げてきた企業であるがゆえに、まだまだ制度面では不足している部分がありました。今後はさらなる会社の成長に併せて、これまで大事にしてきた「実力や成果をしっかり評価する」という揺るぎない理念を持ちながら、多様な人材が活躍できる制度をつくっていかなければなりません。
多様な人材が活躍し、企業成長を続けてきた背景には、これまでも制度企画にあたって、現場の声を柔軟に取り入れてきた経緯もあり、これは非常に大きな強みになると考えています。
―現場の垣根を超えて、現場社員と人事の協働体制が築けているのですね
そうですね。当社には「働きたい、成長したい」という想いを持って入社してくる意欲的な社員が多く、制度を構築する際も、人事部だけでなく現場社員のニーズを積極的に吸い上げています。例えば、直近だと女性社員のキャリア形成支援の研修が始まりましたが、これらの施策も実際に営業現場から出た意見を吸い上げるボトムアップ型で推進しています。
その他にも、2022年4月にスタートした「OPENキャリアデザイン制度」ではお子さんが小学校を卒業するまでの間、勤務時間や年間休日、始業時間を柔軟にカスタマイズできる仕組みを用意しております。営業職社員であれば最短2時間から勤務時間を選択できるなどカスタマイズ性が高く、社員から好評を得ています。
また、会社の拡大に伴い、女性・ 育児中のパパママ・障がい者・シニアなどの採用人材や、従業員が抱える個々の事情の多様化が加速しています。持続的に働く環境を整え、当社のダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンに真摯に取り組むため、2024年4月に「ワークデザイン推進委員会」が発足するなど、多様な人材が活躍できる環境を構築するための取り組みに力を入れています。

いろいろな人に、働きやすい会社であるために。
―山根様も、多くの人事制度をつくり変革してきたと聞いております。具体的にどのような取り組みが始まっているのでしょうか?
最近の取り組みだと、2024年10月からスタートした当社独自の「介護支援制度」ですね。この制度が生まれた背景には、新卒1期生が40代後半に入り、家族の介護を抱える年齢に差し掛かってきたことがあります。
これまでも法令で定められる介護休業などの制度は当然に整備しておりましたが、実際に介護を抱える方に話を伺うと、「制度内容自体が手薄かつ手続きが煩雑で使いにくい」ことが分かってきました。例えば、介護制度を利用する際には介護認定の取得が必要です。しかし、申請をしてから認定が下りるまでに1か月ほどかかることが多く、実際に介護をする人にとってはそこまで待っていられないのが本音です。そういった実態も踏まえて、今回策定した介護支援制度は、社員が介護に直面しても「会社を辞める』という選択をせずに、速やかに利用できる手厚い制度にしたいと制度を設計。なかでも、介護認定取得を待たずに最大20日間の特別有給休暇を取得できる「介護スタート休暇」は象徴的だと思います。
その他にも介護を抱えながら働く社員に対して、最大月5万円を支給する「介護特別手当」などの当社独自の手厚い支援制度も導入。自己申告制の制度のため、これらの制度は悪用される可能もありますが、当社は社員一人ひとりの士気が高く悪用する人がいない会社だからこそ実現できた制度だと感じます。人事として、会社のために頑張る社員に対してもっと働きやすい環境を作っていきたい。なので、制度を作る際には社員一人ひとりが力を発揮でき、かつ、利用しやすい制度であるか?と常に考えています。
―また、障がい者雇用に関して、先日東京都から表彰を受けられたと伺いました。
はい。オープンハウスグループは、東京都より2024年度「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」を受賞することができました。これは、当社が2022年に設立した営業部門や間接部門をサポートするオペレーションセンターの取り組みが評価されたもの。このセンターでは、設立以来、障がい者雇用を着実に増やし、93.8%という高い定着率を維持しており、ノーマライゼーションの浸透に向けた取り組みが成果を上げています。
「いいじゃん、やってみなよ」と後押ししてくれる社風に惹かれて
―山根様はなぜオープンハウスグループに入社しようと思ったのですか?
前職では、大手保険会社で人事を担当していました。人事の仕事にはやりがいを感じていたものの、大企業ならではの細分化された業務体制により、自分自身で何かを変えたり、新しい仕組みを構築したりする機会が少ないことに物足りなさを感じていたんです。そして30歳を迎え自分のキャリアを改めて見つめ直したとき、「人事としてプロフェッショナルになりたい」という思いが強まり、転職を決意しました。
転職活動では、主にコンサル企業やIT企業など、いわゆる「成長産業」と言われる業界を中心に応募していました。ただ、面接を重ねるうちに、業界特有のどこかドライな社風が自分にはフィットしないと感じていました。そんな中、エージェントから「成長産業ではなく、成長企業にも目を向けてみては?」というアドバイスを受け、そのとき紹介されたのがオープンハウスグループでした。不動産業界は成熟産業だと思い込んでいましたが、その中でも異彩を放つ成長ぶりに、「この会社で何が起きているのだろう?」と興味を持ち、応募しました。
人事としてさらなる挑戦をしたかった私にとって、「成長」と「規模」の両方を併せ持つオープンハウスグループは非常に魅力的な存在でした。また、最終面接では社長と談笑しているかのようなカジュアルな雰囲気だったのですが、挑戦したいことを話した際に「いいね、やりなよ!」と背中を押してもらい、挑戦を応援してくれる社風に惹かれて入社を決意しました。

成長の源泉は、熱い想いと冷静に素早く変化に対応できる内製文化。
―実際に入社して、どのような会社だと感じましたか?
入社時、上司から「制度はまだこれからだよ」と言われていましたが、ちょうど私が入社したタイミングも管理職の定義を見直す動きがあり、それに伴う制度づくりがスタートした状態でした。ゼロから素地をつくり、企業の形を変えていくプロセスに携われることにワクワクしたのを覚えています。
当時の人事部は、既存の業務が膨大な状況だったため、新たな制度を導入しても運用する人事部側が疲弊してしまうと考え、入社後、まずは人事部内の業務改善から着手しました。一人ひとりに話を聞いて形骸化したり、非効率的なやり方をしている業務を洗い出したり、不要なものを捨てていくという作業を半年かけて進めました。この取り組みで部署全体の業務が改善され、体制を俯瞰して見られるようになり、やるべきことが明確になったことで、新たな取り組みに着手できるようになりました。
また驚いたのは、入社したばかりの私が人事部の業務改善を進めることに対して、従来のやり方を変えるという一定の負荷のかかることであるにもかかわらず「会社をより良くするために」と周りの社員が前向きに捉えてくれたことです。営業だけでなくバックオフィスも含めた全社員が、自分も会社も成長させていこうという熱意を持っているのが、オープンハウスグループの文化だと感じて感動したことを覚えています。
その後も、ひとり親で子育てをしながら仕事を頑張っている社員の奨励として、所得制限を設けずに月額5万円を支給する「ひとり親手当」の導入などに携わるなど、幅広いプロジェクトに関わらせてもらっています。
現在も人事システムの大リニューアルプロジェクトの真っ最中です。もちろん、プレッシャーを感じることもありますが、自分の提案や行動が会社の成長につながる実感が得られる環境で働けることにやりがいを感じているので、オープンハウスグループに入社して本当に良かったと感じています。
入社する前のオープンハウスには「体育会系」文化を持つ会社の印象を少し抱いていましたが、実際は、社員が前向きに、やる気を持ってとにかくスピーディーに動く「体育会系」とは違う「筋肉質」な会社だと思います。
―山根様から見て、どんな点がオープンハウスグループの文化を育んでいると感じますか?
他の会社でも人事を経験してきた私の視点では、当社の人事制度はいろいろな”余白”があるところが特徴だと感じています。歴史ある大企業の場合、大きな制度変更がないので、1ミリも隙の無いガチガチな制度にするのが一般的です。それはそれで正しい選択ですが、成長過程にあるオープンハウスグループのような企業にとっては、むしろそれが足かせになりかねません。その点、余白を残しておくことで、現場のニーズに即した柔軟かつスピード感のある制度運用が可能になっています。このアプローチが、企業としての成長を支えている大きな要因だと感じています。
もう一つ、社員一人ひとりの「会社への想い」が非常に強いことも、オープンハウスグループならではの文化。「不動産業界日本一」を目指すというビジョンに対して、社員一人ひとりが自分事と捉えて邁進している様子は、前職の個々人が営業結果を追い求める文化を持つ企業と比較すると、より経営参画意識の強さを感じます。それは、社長が社員一人ひとりと積極的に関わり、「社員に還元したい」という想いがあるからこそ、その想いに呼応した社員が風土を育んできたのだと思います。これほど大規模な企業でありながら、トップが社員それぞれの人物像を語れるのも稀有ですし、中途で入社した社員全員が、入社後に社長面談があるのは非常に珍しいことだと思います。
私が「ひとり親手当」の設計をしていた時に、支給額を相場と比較し検討していたところ「色んな家庭があり、その額では足りない」と社員の事情などを加味して金額の大幅アップを提言してくださったこともありました。「いいね、やりなよ」と裁量を持って取り組める環境と、社員一人ひとりをよく見て還元する意識がある会社だからこそ、会社に貢献したい想いも、実際に「自分たちが会社の成長に貢献している」という実感もある。この独自の文化こそが、「成長の源泉」だと感じています。

「大企業」×「ベンチャー」、どちらも経験できる会社。
―最後に、これからのオープンハウスグループで活躍する人材とは?
営業職でもコーポレート系の職種でも共通して言えるのは、「自分が働く会社を日本一にするぞ」という熱い想いを、自身の強みや専門性と結びつけられる人が活躍していることです。会社のビジョンに共感し、自分もその一翼を担おうとする当事者意識を持った方が多い職場なので、本当に士気が高いです。そして、想いをもった多様な人が活躍できるフィールドが広がっているのがオープンハウスグループの魅力だと感じます。
また、世の中を見渡してみても、オープンハウスグループのように企業規模が大きくなりながらも、ベンチャー的な機動力や創造性を持ち続けている会社は稀だと思います。大企業が持つ資本力と、ベンチャーならではのゼロから生み出す経験の両方が得られる環境はオープンハウスグループならでは。一般的な成長戦略に当てはめたらきっとうまくいかないようなことも、この「筋肉質な組織文化」を生かして実現してきたのがオープンハウスグループの強みです。
最近も社長が米国不動産事業の推進やM&Aに注力していく意向を語っていましたが、これ以外にもまだまだ新たな事業の可能性が眠っています。こうした事業フィールドの広がりをさらに加速させるために、引き続き採用には力を入れていきます。だからこそ、企業の変革期にワクワクし、成長に貢献したいという想いを持った方に、ぜひ挑戦してほしいです。オープンハウスグループは、そんな熱意を持つ人材にとって、他にはない挑戦の場を提供できる会社だと確信しています。

株式会社オープンハウスグループが募集している求人はこちら
| 年収 | 1000~1200万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 神奈川県 |
| 職種 | 人事企画/制度設計 評価人事 社員教育/研修人事 |
| 年収 | 500~800 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 東京都 |
| 職種 | 人事企画/制度設計 |
| 年収 | 500~800 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 東京都 |
| 職種 | 福利厚生/労務/給与管理人事 |
| 年収 | 400~700 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 東京都 |
| 職種 | 従業員満足度/ES人事 福利厚生/労務/給与管理人事 |
| 年収 | 500~800 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 東京都 |
| 職種 | 経営企画 |
| 年収 | 600~800 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 東京都 |
| 職種 | 営業事務 |
| 年収 | 1200~1400 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 東京都 |
| 職種 | リスク管理 コンプライアンス 法務 |
| 年収 | 500~800 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 東京都 |
| 職種 | リスク管理 コンプライアンス 福利厚生/労務/給与管理人事 |
| 年収 | 550~700 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 東京都 |
| 職種 | 総務 |
| 年収 | 600~850 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 東京都 |
| 職種 | 財務会計 |
| 年収 | 400~1000 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 東京都 |
| 職種 | 広告制作進行管理 コーポレートブランディング |
| 年収 | 600~1200 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 東京都 |
| 職種 | 財務会計 管理会計 税務 |
| 年収 | 900~1500 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 東京都 |
| 職種 | 財務会計 管理会計 法務 |
| 年収 | 800~1500 万 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オープンハウスグループ |
| 勤務地 | 東京都 |
| 職種 | 内部統制 内部監査 |
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。