経営者JP井上の視点 4ページ目

背中合わせのビジネスパーソン

外部招聘される人材となるための原理原則

先日、キャリアカーバー主催の登録者の皆さま向けセミナーで講演をさせていただきました。 「転職すべきか?留まるべきか?ミドル世代の成功キャリア術」というテーマでしたが、当コラム読者の皆さんにもご興味あるところではないでしょうか。今回と次回、この講演に関連してのお話をしてみたいと思います。講演にご参加頂いた皆さんには、先日のお話の補足にもなりますので、ぜひ併せてお読みください。 今回は「そもそも、転職市場での人材価値はどう推し量られるのか」について、次回は「どのようなときに転職すべきで、どのようなときに現職に留まるべきなのか」についてです。

手を組んでいるビジネスパーソン

採用される確率を上げるために、「バーチャル面接官」になって自分自身を面接してみよう

キャリアカーバーで転職活動をされていらっしゃる皆様は幹部、経営職にある方が多く、自社採用の面接官を務められている方も多くいらっしゃることと思います。 そんな皆さんが、転職する側に回りますと、なぜか忘れてしまいがちなのが「面接官の視点」。 今回は、ご自身が採用される確率を上げるための手立てとして、「採用する側からの見え方、感じ方、判断の仕方」をシミュレーションしてみることをお薦めしたいと思います。自分自身を採用する「面接官」になってみて自らをバーチャル面接してみることで、転職活動で気がつかなかったあなたの強みや弱み、意外な落とし穴を発見してみましょう。

腕を組んでいるビジネスパーソン

いま“企業が狙うミドルシニア”は「プロジェクトマネジャー」人材!

部長職であれ課長職であれ、管理監督者として部下をマネジメントしていればよいというピラミッド型組織の長に留まらず、いわゆる「ハンズオン型」「プレイングマネジャー型」タイプが求められるようになって幾久しいのは、皆さんご存知の通りです。 では組織マネジメント力は必要なくなったのかといえばそのようなことはなく、これまで以上に部下を動機付け動かす力を求められる。さりとて、肩書きで語る人、転職などで肩書きを求めてくる人は嫌われる。 いやはや、難しい時代です(汗)。どうすればいいの?どのように考え、行動すればいいの? 今回は、そんなキャリアカーバーユーザーのマネジメント職にある皆さんの疑問にお答えしてみます。

3本の指を立てているビジネスパーソン

採用される確率を抜本的に向上させる3つのポイントを伝授します

以前から長らく講演や取材、個別のコンサルティングの場でお話ししたり、連載コラムで書いたりしてきていることなのですが、ここ最近、改めてよくお話しすることになるのが「転職活動=自己アピール」と勘違いしていませんか?ということ...

屋外を走る人のイラスト

スキル・経験豊富なのに、なぜなかなかオファーを得られないのか? 転職時の‟3大落とし穴”を攻略する!

この4〜5年ほど超加熱状態が続いていた転職市場も、令和に入りここ最近、少し引き締まってきた印象を持っています。もちろん日本における人材不足は構造的な部分が大きいので、今後も転職市場の活況は続くものと思われますが、この数年...

屋外を走る人のシルエット

「机のこちら側から向こう側」への転職の叶え方

キャリアカーバー(現リクルートダイレクトスカウト)での転職ご相談者の皆さんの中にも、現在はベンダー会社、コンサルティング会社などのソリューション提供者側企業にいらっしゃり、「ぜひ次は事業会社サイド(=クライアント側)に移...

右肩上がり矢印が書かれたノート

応募企業との相性見極めには、「価値基準」と「行動基準」をチェックせよ!

最近、ご入社されたものの企業カルチャーや経営者、上司との考え方や価値観が合わずに早期で離職される方からのご相談が増えているように感じています。ミドルやシニアの皆さんも転職しやすくなった分、またこの数年続いた転職市場の活況...

チェックマークが描かれた看板を掲げる人たち

ビジョナリー・カンパニーにおける、主要なポストに適切な人材の条件とは?

令和スタート、キャリアカーバーユーザーの皆さんも気持ちも新たに転職活動に臨まれていらっしゃることと思います。 さて、令和に輝く企業とは、どのような企業になるでしょうか? そもそもは平成から既に、新たな時代へのパラダイム転換がそこここで起きており、それが今加速度を増しています。AI、スマートモビリティ、人手不足時代の無人化・ロボット化、キャッシュレス社会、アグリテック、ゲノム、etc. どれを取っても、これからの社会・世界の中でいかにあるべきかが問われるものであり、だからこそ令和は、「志、ビジョン・ドリブンな企業」が存在価値を認められ輝くでしょう。 ではそんな企業に適する幹部人材とは? 『ビジョナリー・カンパニー』著者のジム・コリンズが彼らの膨大な調査から、主要なポストに適切な条件として6つの性格を挙げています。今回はこれを中心にご紹介したいと思います。