管理職・マネジメント 7ページ目

考え事をするビジネスパーソン

いまこそ「中期的な身の置き所」を考える良い機会。その見方とは?

本稿執筆時点(*2020年3月末)で動静の定まらない新型コロナ感染の行く末。社会や経済への打撃は深刻なものとなっており、直接的な影響を受けている業界に所属されているエグゼクティブ層の皆さんにおいても転職活動を本格化されていらっしゃることを、当社での転職ご相談の増加具合からも日々感じております。 短期的な雇用リスク、収入リスクへの対応が必要な方もいらっしゃり、喫緊のご状況へのご支援を当社としても最大限図る所存です。しかしこれはいずれ終息することでもあり、こういうときにこそ、実は中期的な身の置き所を考える絶好のチャンスでもあり、それを織り込んだ転職活動をぜひしていただきたいと考えています。

背中合わせのビジネスパーソン

「幹部人材」と「経営人材」を分けるもの。【転職活動編】

本連載で過去2回、「幹部人材」(ミドルマネジメント層)と「経営人材」(経営陣・事業責任者・部門責任者層)との違いについてご紹介しました。「幹部人材」と「経営人材」、その間にある大きなキャズム(溝)とは?「幹部人材」と「経営人材」を分けるもの。大変ご好評いただき、今回はその3回目として、「幹部人材」と「経営人材」とで実際の転職活動時に、どのような違いがあるかについてご紹介してみたいと思います。

考え事をする様子のビジネスパーソン

40代からの折り返し転職は長期戦略が重要

転職に失敗する人の要因は何か? 40歳を過ぎての転職にはリスクがつきものです。「給与アップを目指して転職活動をしたものの、結果的に給与が下がった」「すぐに決まると思って会社を辞めたが、なかなか転職先が見つからない」といっ...

左右の矢印が描かれた標識とビジネスパーソンの足元

転職すべきとき、留まるべきときの具体的判断軸

前回もお伝えしました通り、過日2019年12月に、キャリアカーバー(現:リクルートダイレクトスカウト)主催の登録者の皆さま向けセミナーで講演をさせていただきました。 「転職すべきか?留まるべきか?ミドル世代の成功キャリア術」というテーマで、当コラム読者の皆さんにもご興味あるところだと思いますので、前回と今回、この講演に関連してのお話をお届けします。講演にご参加頂いた皆さんには、先日のお話の補足にもなりますので、ぜひ併せてお読みください。 前回は「そもそも、人材価値はどう推し量られるのか」についてご紹介しました(VOL.17「外部招聘される人材となるための原理原則」)。今回は「どのようなときに転職すべきで、どのようなときに現職に留まるべきなのか」について考えてみます。

井上和幸氏

転職すべきか?留まるべきか?「ミドル世代の転職成功キャリア術」セミナー開催レポート

CAREER CARVERでは、登録いただいた皆様がより納得のいく転職を実現できるためのセミナーも開催しています。今回は経営者JPとのコラボ企画「ミドル世代の転職成功キャリア術」。今後のキャリアに悩む方や自身の強みを知りたい方などに参加いただきました。 講師を務めたのは、取締役・CxOクラスから部長・マネジャー層までの経営人材に特化したエグゼクティブサーチ&コンサルティングファームを経営する(orエグゼクティブサーチ&コンサルティングを行う)経営者JPの代表取締役社長・CEOの井上和幸氏。CAREER CARVER内で「経営者JP井上の視点」という記事も連載しています。 今回はセミナー講義の中から、「自身の特性や価値観を知る方法」「リーダーとして最も輝ける場を選ぶ方法」「求められるミドルシニアになるために大切にすべきこと」「転職活動における具体的な自己PR方法」など、多くの方が参考になる内容をご紹介します。

背中合わせのビジネスパーソン

外部招聘される人材となるための原理原則

先日、キャリアカーバー主催の登録者の皆さま向けセミナーで講演をさせていただきました。 「転職すべきか?留まるべきか?ミドル世代の成功キャリア術」というテーマでしたが、当コラム読者の皆さんにもご興味あるところではないでしょうか。今回と次回、この講演に関連してのお話をしてみたいと思います。講演にご参加頂いた皆さんには、先日のお話の補足にもなりますので、ぜひ併せてお読みください。 今回は「そもそも、転職市場での人材価値はどう推し量られるのか」について、次回は「どのようなときに転職すべきで、どのようなときに現職に留まるべきなのか」についてです。

手を組んでいるビジネスパーソン

採用される確率を上げるために、「バーチャル面接官」になって自分自身を面接してみよう

キャリアカーバーで転職活動をされていらっしゃる皆様は幹部、経営職にある方が多く、自社採用の面接官を務められている方も多くいらっしゃることと思います。 そんな皆さんが、転職する側に回りますと、なぜか忘れてしまいがちなのが「面接官の視点」。 今回は、ご自身が採用される確率を上げるための手立てとして、「採用する側からの見え方、感じ方、判断の仕方」をシミュレーションしてみることをお薦めしたいと思います。自分自身を採用する「面接官」になってみて自らをバーチャル面接してみることで、転職活動で気がつかなかったあなたの強みや弱み、意外な落とし穴を発見してみましょう。

目覚まし時計を持ったビジネスパーソン

エグゼクティブだからこそ、 “時間を味方につける”働き方を。

時間以上に重要な資産は存在しない 先日、私がお会いしたある企業の取締役は、「昨年、大きな病気をして、手術と治療入院で仕事を3ヵ月も休むことになりました。一度命を失いそうな経験をしてから、“時は金なり”ということわざは間違...