
希望にマッチしたスカウトが届く、リクルートの転職スカウトサービス「リクルートダイレクトスカウト」。リクルートダイレクトスカウトに「レジュメ」を登録しておくと、自分で求人を探さなくても企業や転職エージェントから直接スカウトが届きます。
この記事では、リクルートダイレクトスカウトの特徴や便利機能、転職活動に役立つ使い方について開発担当者が解説します。
リクルートダイレクトスカウトとは?
リクルートダイレクトスカウトとは、リクルートが提供する無料の会員制転職スカウトサービスです。会員登録後、「レジュメ」(リクルートの求職活動支援サービス【※】共通で利用できる職務経歴書機能)に情報を登録・更新すると経歴・スキルに合った求人を保有する企業や転職エージェントからスカウトが届きます。スカウトに返信をした場合、企業担当者もしくはエージェントとの面談を必ず受けることができるので、効率的に転職活動を進めることができます。
企業や転職エージェントが「レジュメ」を見てスカウトを送るため、自分からは探すことのできなかった、意外な企業からスカウトが届く可能性もあります。また、スカウトを通じて自分の経験・スキルのニーズを把握できるので、今すぐの転職を考えていなかったとしても、リクルートダイレクトスカウトがキャリア形成のヒントになるでしょう。 「レジュメ」は、ご自身の経験やスキル・希望条件等のキーワードを選んでいくだけで、簡単に作成できます。
(※)「レジュメ」が使えるリクルートの求職活動支援サービス:リクルートダイレクトスカウト、リクナビNEXT、タウンワーク、はたらいく、とらばーゆ、フロム・エー ナビ、HOT PEPPER Beauty WORK、サンカク、リクルートエージェント(※一部ユーザーのみ)、リクナビ、物流・ドライバー 求人サーチ(2024年10月7日現在)
https://help.resume.recruit.co.jp/s/article/000030027
リクルートダイレクトスカウトの特徴
リクルートダイレクトスカウトは、求職者・企業の双方に最適なマッチングを提供するための機能が設けられています。代表的な特徴を3つご紹介します。
独自AIが人材要件と「レジュメ」を分析し、より良いマッチングを実現
独自のAIが、リクルートダイレクトスカウトに登録された経験・スキルや希望条件と、企業が求めている人材要件を分析して、双方にマッチする選択肢を提供します。なお、スカウトを待つだけでなく、興味を持った求人に「気になる」を送ることで、志望度の高い企業からスカウトされる確率を高めることも可能です。
チャットで気軽にやり取りできる
企業や転職エージェントとは、チャットでやり取りが可能です。メールはタイトルや挨拶文、署名などを入れて送るため、入力の手間がかかり気軽なやり取りがしにくいという側面がありますが、チャットであれば、気になることをすぐに送信できるので、スピーディな疑問の解消や相互理解が深まるというメリットがあります。
スカウトに返信したら面談確約
リクルートダイレクトスカウトは、企業や転職エージェントから届いたスカウトに返信すると面談が確約されます。面談で詳しく話を聞くことで、スカウトの文面では気づけなかった企業や仕事の魅力を知り、志望度が高まる可能性があります。面談は面接のような選考の場ではないので、対話を通じて不安や疑問を解消し、今後のキャリアを考える機会になるでしょう。なお、転職エージェントからのスカウトの場合は、企業ではなく転職エージェントとの面談を実施します。
「レジュメ」機能で簡単に職務経歴書が作成可能
「レジュメ」とは、リクルートダイレクトスカウトやリクナビNEXTなど、リクルートの求職活動支援サービス共通で利用できる職務経歴書機能です。リクルートIDに紐づけて保存されるため、「レジュメ」を1つ作るだけで、「レジュメ」機能を持つ求職活動支援サービス共通で応募などに使うことができます。
職務経歴書を作成するのは手間がかかりますが、「レジュメ」機能は表示された経験・スキルや業界などを選択するだけで完成します。AI要約機能があるので、入力された情報を元にワンタップで職務要約を自動生成します。
なお、「レジュメ」に何を書いていいのかわからない場合は、AIと話すだけで業務内容を自動生成する機能を活用するという方法があります。質問に対して音声または文字入力することで、AIが文章化して業務内容を要約します。AIがわかりやすく整理するので、手間をかけずに簡単に「レジュメ」を作成することができるでしょう。
リクルートダイレクトスカウト活用シーン
2つのシーン別に、リクルートダイレクトスカウトの具体的な活用方法をご紹介します。
シーン1:今すぐに転職したい
今すぐに転職したい場合は、企業や転職エージェントの目に留まり、自分の希望条件や経験・スキルにマッチしたスカウトが届く状態を作ることが重要です。「レジュメ」機能のAIを活用して職務要約や業務内容を入力し、職務経歴の情報量を増やしましょう。また、目に留まった求人には積極的に「気になる」を押して、企業にアプローチすると良いでしょう。
なお、企業や転職エージェントは、 ログイン履歴などから登録者が直近で転職活動をされているかどうかも一つの要素として確認している場合があります。リクルートダイレクトスカウトに継続的にログインしながら、新着の求人がないか確認してみましょう。もし、気になる求人を見つけたら、求める採用要件などを参考に、自分が持つスキル・経験の中で活かせそうなものをピックアップし、それらをアピールできるような「レジュメ」にブラッシュアップすることも一案です。また、ログイン後の「求人をさがす 」ページに特集やイベントなどのお知らせが表示されることもあります。定期的にチェックすることで、転職活動に役立つ情報を得ることもできるでしょう。
シーン2:経験・スキルの市場価値を知り今後のキャリアを考えたい
企業や転職エージェントからのスカウトを通じて、自身の経験・スキルの市場価値を把握することができます。「レジュメ」を充実させないと、市場価値を正しく測るためのスカウトが届きにくくなるかもしれません。今後のキャリアを考えたい方も、「レジュメ」はしっかりと入力しておくと良いでしょう。会社の期の変わり目や人事異動のタイミングなどで「レジュメ」を更新するという方法もあります。どのような企業からどのようなスカウトが届くのかを確認することで、企業のニーズがわかりキャリアの方向性を考えるヒントになるでしょう。
スカウトが届いた後はどう進めればいい?
企業や転職エージェントから届いたスカウトに興味を持った場合は、チャットや面談で具体的な話を聞きましょう。特に転職エージェントは、自分に合う担当者を見つけることが、納得できる転職を実現するためのポイントの一つとなるでしょう。積極的に転職エージェントに話を聞くようにして、信頼できる転職活動のパートナーを見つけましょう。