「オンリーワン」という言葉に不思議と男性は惹かれます。不動のファッションアイテムであるデニムも、はき育てることで自分だけの「オンリーワン」な一本に仕上げることができます。こだわる男はリジッドデニムを自分で育て、色落ちや経年変化を楽しむ傾向にあるようです。
また、デキる男ほど1本を大切に使います。デニムに愛情を持ち続けることで、自分にフィットした1本になっていきます。そんなデニムですが、洗濯法を誤るとせっかくの色落ちも台無しです。今回はこだわる男のためのデニムの洗濯法についてまとめました。
「オンリーワン」という言葉に不思議と男性は惹かれます。不動のファッションアイテムであるデニムも、はき育てることで自分だけの「オンリーワン」な一本に仕上げることができます。こだわる男はリジッドデニムを自分で育て、色落ちや経年変化を楽しむ傾向にあるようです。
また、デキる男ほど1本を大切に使います。デニムに愛情を持ち続けることで、自分にフィットした1本になっていきます。そんなデニムですが、洗濯法を誤るとせっかくの色落ちも台無しです。今回はこだわる男のためのデニムの洗濯法についてまとめました。
デニムは洗濯した方がいい?
まず、デニムは洗濯をした方が良いのでしょうか。人によっては、「デニムは洗わないもの」と信じている人もいるでしょう。デニムを洗濯することで、思わぬ色落ちをしてしまい、自分らしいデニムに仕上がらなくなってしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。結論、デニムを洗わないという選択肢も間違いではありません。
しかし、デニムは夏場でもハードに履きこなすことができる優れものです。デニムには汗がたくさん染み込んでいますし、外部からの汚れなどが目立つこともあるでしょう。生地が汚れているのを放置していると、劣化にもつながってしまいます。ハイクラスの男性のアイテムとして、デニム本来の色合いを残しつつ、清潔であることが大切なのです。好みのデニムを長く、そしてカッコよく使い続けるために、正しい洗濯方法をご紹介していきます。
デニムを洗う時は裏返し
デニムを洗濯する時に、まずすべきことは裏返しにすることです。脱いだ状態のまま洗うのはNGです。ポケット部分も綺麗に裏返っていることを確認しておいてください。裏返しにしたら、デニムを洗濯ネットに入れます。洗濯ネットは、デニムがピッタリ収まる小さめのサイズが良いでしょう。
デニムの汚れが目立っていない場合は、デニムを綺麗に折りたたんで洗濯ネットに入れるようにしてください。デニム生地が直接洗濯機の圧力を受けないようにすることで、擦れることを防ぐことができるのです。
デニムは他の衣服と一緒に洗ってもいい?
大切にしているデニムは、できれば単独で洗うようにしましょう。他の衣服との摩擦を防ぐだけでなく、色移りが起きないようにすることができます。効率的に洗濯をするためには、他のデニムと一緒に洗うようにしてみてください。全く同じ色ではありませんが、デニム同士であれば色が移ることもありません。
デニムに適した洗剤
通常の洗剤には、「漂白剤」や「酵素」が入っており、ジーンズの生地にはあまり適してはいません。ただ、通常の洗剤を好んで利用している人もいます。それはそれで、独特の色落ちをサポートしてくれますし、洗剤の量を減らしてドライで洗うことによって、目立つような色落ちを防ぐことができます。
とことんデニムにこだわりたい男性には、ジーンズ専用の洗剤をおすすめします。各ジーンズメーカーから発売されているものが通常で、デニムを購入した店舗で相談をしてみるといいでしょう。複数の洗剤で試してみて、気に入ったものを使い続ける、というのも自分だけの1本を作り出すことになるでしょう。
デニムは陰干しにする
もう1つ、デニムにとって天敵があります。それは、太陽です。日光が当たるところでデニムを干すのはやめましょう。日光によってデニムが変色をしてしまい、生地を傷めてしまうことにつながります。
まず、洗濯ネットから取り出したデニムを丁寧に伸ばします。裏返しにした状態で、しわが残らないように裾を丁寧に引っ張っていきます。洗濯が終わった時の独特の匂いを感じながら、裏地を手のひらで伸ばしていき、真っ直ぐの状態になるようにしましょう。そして、裏返しのまま、折れないようにして逆さに干します。陰干しの場合、1日で乾かないことがあるかもしれませんが、じっくりと待つようにします。
デニムを洗濯する頻度は「年2~3回」
これまでにご紹介をしてきた洗濯方法であれば、デニムを傷めることなく、自分なりの色落ちを楽しむことができます。しかし、洗濯し過ぎるのはよくありません。丁寧に扱っていても何度も洗濯を続けていけば、傷んでいってしまいます。目安としては、年に2~3回くらいがベストです。夏場、汗を吸い込みやすい時期に集中して洗うようにしてください。
デニムは間隔をあけて利用する
デニムの良いところは、脱いだ状態でまた次の日も気軽にはけることです。気に入っているデニムであれば、毎日でも着用したいと思うかもしれませんが、洗濯する頻度を少なくし、綺麗に色落ちさせるためには、一度はいたら1~2週間は間隔をあけるようにするといいでしょう。
脱いだデニムはそのままにしておかず、面倒ですが裏返しにして干す状態にしておくと通気が良くなり夏場でも臭いを残さなくなります。また、余計なシワが付くこともなく履いている時の自然な風合いが残りやすくなります。複数のジーンズが裏返しで保存されている光景は気持ちが良いものです。次にはくときに表向きにしてベルトを通す際、デニムをはく充実感を味わうことができるようになります。
1つのデニムを大切にするためにも、お気に入りのデニムを複数持ってみるといいでしょう。ブランドによって色落ちの違いを楽しむことができるのも、通な男の楽しみ方です。色落ちの違いや風合いの差を感じ、その日の気分によってはくデニムを変えてみると、また違った楽しみにつながります。
クリーニング屋を利用する
これまでは、デニムを自宅で洗う場合を考えてきました。これだけ面倒な事をするのであれば、クリーニング屋に出してしまえば?と思う方もいるかもしれません。クリーニング屋は洗濯のプロですから、デニムも受け付けてくれますし、デニムに合わせた洗濯方法を考えてくれます。
ただし、クリーニング屋の質によってデニムの色落ち度合いは変わります。信頼できるクリーニング屋を見つけるのも簡単なことではありませんし、もし自分が想像していた仕上がりにならなかった時に後悔が生まれます。デニムは特別、自分の手で育て上げていくことに魅力があるとも考えることができます。クリーニング屋に出すことがNGではありませんが、自分で洗濯をした方がデニムに愛着が湧いてくるでしょう。
分からないことはお店に聞く
デニムの事で分からない事があれば、お店の人に相談をしてみてください。お店の人がお勧めする洗剤も教えてくれるでしょうし、お店の人しか知らない洗濯方法がある場合もあります。また、デニムとはいえお店によって、質が違います。ブランドごとに適した洗濯方法を教えてくれることもあります。洗濯方法によって、色落ちの違いを教えてくれるのもプラスです。
お店の人とデニムについて語っていると、デニムへの知識も向上していきますし、新商品が出た際には声をかけてくれるようになります。デニムを通してお店の人と繋がることは、ワンランク上の男の証にもなります。
デニムの洗濯方法まとめ
デニムは、元々作業着として作られました。丈夫なデニムは、ハードに履き続けても壊れることはありません。ただ、そこに甘えることなく、こだわった1本を作り出すところに魅力があります。自分だけのオンリーワンを作り出すために、デニムの洗濯方法にはこだわってみてください。