髪型は、相手からの印象を大きく左右する要素だ。特にオフィス勤務の男性の場合は服装が似通っているため、髪型による印象の差は重要なのではないだろうか。
新入社員のときは耳上までの黒髪にしていた人も、社会人経験が長くなるにつれオシャレをしたくなる人もいるかもしれない。しかし、オシャレをした結果マイナスイメージに結びついてしまってはデキるビジネスパーソンとは言えない。
そこで職場の上司や取引先からの印象を損ねずオシャレも楽しめる髪型や髪色のボーダーラインはどこにあるのか、街の声から探ってみた。
街頭インタビューの詳細
場所
東京の大手企業が集まる某駅周辺で調査
対象
部下のいる男女30人
調査内容
▼ 髪色
この4つから、部下の髪色についてここまでは「許せる」「好印象」というラインを調査。
▼ 髪型
この8つから、部下の髪型で好印象のものと許せるというものを調査。複数回答可。 全員日本人の画像で揃えられなかったのだが、「表情は無視で!」と伝え回答を依頼した。
いざ街の声を聞いてきた!(髪色編)
好印象な髪形には赤いシール、許せる髪形には青いシールを貼っていただいた。
結果はこちら!
「焦げ茶色は許せる」という人が19人と、意外と寛容な会社が多い印象だ。しかし「一般的なサラリーマンなら、個人的に茶髪くらいまではOKだけど、自分の会社の部下なら黒髪意外は絶対にダメです(商社)」という意見も。企業ルールや業界によってもちろん違いはあるようだが、全体的には、焦げ茶色でも「許せる」が、好印象なのは黒髪という結果となった。
いざ街の声を聞いてきた!(髪型編)
赤色のシールが「好印象」、青色が「許せる」だが、「好印象というか普通」という方は 青色の許せるシールのみ貼って頂いた。
結果はこちら!
好印象なのは、「短髪」と「普通」に集中しているよう。男性には比較的短髪の方が人気が高かったが、女性の中には「短髪よりも少し髪があった方が爽やかでいい(サービス業)」といった声もあがった。
なお、近年男性の間で人気のあるツーブロックだが、街の評価では「許せる」というのが大半の意見だ。また、一見オシャレに見えそうなパーマは、「許せる」という声も少ない状況となった。ただ、「どんな髪型でも仕事ができればいいし、逆に仕事ができなければどんな髪型でもダメですね(イベント業)」といった実力主義な声も聞かれた。
まとめ
街頭でのインタビューを通して、予想通り「黒髪・短髪もしくは普通」が好印象だということ、また部下のツーブロックは「許せる」という声が多く、ある程度受け入れられていることも分かった。
社内では、多少のオシャレは許されるかもしれない。しかし社外の相手にも好印象を与える髪型を選ぶなら、ツーブロックはセット次第で刈り上げ部分が見えないようにカットしてもらう、パーマは緩めにかけておくなど、ちょっとした工夫が必要なようだ。