NTTドコモはいま、【スマートライフ事業】に力を入れており、ドコモの巨大アセットを使い倒し、巨大スケールの新ビジネスにチャレンジしたい<現場で戦ってきた方>を多職種募集しているという。スマートライフ事業とはいったいどのようなものか。どういった人材を必要としており、入社したら何ができるのか。内海亮一氏(スマートライフ推進部 スマートライフ推進 スマートライフ推進担当・写真左) 、柏崎健太氏(コンテンツビジネス部 コンテンツサービス 新規ビジネス創出担当主査/ Sports Marketing Professional・写真右)、中井沙織氏(FinTech推進室 FinTech・投資サービス・写真中央)に詳しく伺った。
目次
ドコモの巨大なアセットを活用して「豊かさとワクワク」を提供するのが
スマートライフ事業。しかし、「人」資産だけが圧倒的に足りていない
ドコモのスマートライフ事業とはどのようなものですか?
内海:一言で言えば、ドコモの巨大なアセットを活用して、「豊かさとワクワク」を提供するのがスマートライフ事業です。大きく分けると、「金融決済」「コンテンツライフスタイル」「マーケティングソリューション」の3つの柱があります。
金融決済は、国内有数のクレジットカードビジネス「dカード」や決済サービス「d払い」、フィンテックなどを展開しています。
コンテンツライフスタイルは、映像配信サービスの「dTV」「ひかりTV for docomo」「DAZN for docomo」「dアニメストア」などを筆頭に、さまざまなエンターテイメントサービスを展開しています。新しいところでは、世界的人気タイトルのeスポーツリーグを楽しめる「X-MOMENT」などにも力を入れています。最近はヘルスケア・メディカル領域のサービスなども強化しており、幅広い側面で暮らしを豊かにすることを目指しています。
マーケティングソリューションは、ドコモの「8,000万人の会員基盤」から生み出される膨大なユーザー情報を駆使して、商品・サービスのマーケティングに活用するビジネス領域です。お客様をもっと深く理解し、より良い情報をお届けして、ドコモユーザーの無意識の快適を実現することを狙っています。
なぜ多職種募集を続けているのですか?
私たちは現在、上記のビジネスを全方位的に伸ばし、スマートライフ事業を通信事業と並び立つ会社の柱として育てている真っ最中です。そのために、さまざまな領域で多様な人材を必要としており、キャリア採用を強力に進めています。2021年7月現在、スマートライフ事業に携わる社員は1,600名ほどですが、そのうちの約300名がキャリア入社組です。今後、間違いなくさらに増えるでしょう。
ドコモには世界と互角に戦い、市場全体を変えられる企業体力がある
「現場で実務をやり込んできた方」にぜひ挑戦していただきたい
柏崎さん、中井さんはキャリア入社組ですが、入社していかがですか?
柏崎:私はスポーツビジネス業界でマーケティングを複数社で経験した後、2017年に入社しました。現在は、「DAZN for docomo」や2025年夏オープン予定の「愛知アリーナ」プロジェクトをはじめ、スポーツビジネス全般を担当しています。最近では、AIによるゴルフスイング診断アプリ「GOLFAI」をアジャイル開発で立ち上げました。
中井:私は2018年に入社し、フィンテックを担当しています。NTTドコモは、中期戦略「beyond宣言」の一環として、2017年にFinTech推進室を立ち上げ、フィンテック周辺のさまざまな取り組みを始めました。たとえば融資領域では、2019年から「ドコモ レンディングプラットフォーム」を提供しています。ドコモ レンディングプラットフォームとは、金融機関がドコモの回線をご利用のお客さま向けに新たな融資サービスを提供する仕組みです。ドコモのビッグデータを活用した「ドコモスコアリング」の提供、スマートフォンアプリ「レンディングマネージャー®」の提供、ドコモが提供する各種サービスとの連携という3つの特長を備えています。
投資領域のサービスでいえば、この3年で、dポイントを使って投資の疑似体験ができる「ポイント投資」ほか、社外のパートナーであるお金のデザイン、SMBC日興証券とのサービスである「THEO+docomo」「日興フロッギー+docomo」をローンチしています。
また、三井住友DSアセットマネジメント社と、ドコモのもつビッグデータを投資信託の運用に活用しているビッグデータファンド「データ戦略分散ファンド(愛称dインパクト)」の取り組み等を行ってきました。
そのほかにも、2021年5月には三菱UFJ銀行と新たなデジタル金融サービスの提供に関する業務提携を発表するなど、多種多様なチャレンジを進めています。フィンテック業界内での認知度も急速に高まっており、FinTech推進室は私が入社した2018年は20名程度でしたが、2021年7月現在は80名ほどにまで大きくなっています。
どのような方がドコモのスマートライフ事業に向いていますか?
柏崎:結論から言えば、「現場で実務をやり込んできた方」です。金融・エンターテイメント・スポーツ・ヘルスケアなどのビジネスの現場で戦いつづけてきた方が、スケールの大きなビジネスをこの手で動かしたいと思ったら、いますぐドコモに飛び込むべきです。
なぜなら、どのチームも巨大ビジネスを少数精鋭で動かしているからです。たとえば、「DAZN for docomo」チームの正社員はたった10名程度しかいません。とてつもないサイズの事業を10数名で構想し、実現にまで導いているのです。その体制でビジネスを成功させるためには、ビジネスの構造と現場を熟知し、どの企業とどう連携すればよいかといったことをすみずみまで構想できる人材が欠かせません。各領域に、現場で実務をやり込んできた方が多数必要なのです。
もう少し踏み込んで言えば、単にスケールが大きいだけでなく、市場・業界のあり方そのものを変えるようなビジネスに挑むことができます。事実私は、ドコモに入ってから、日本のスポーツビジネス全体をもっと大きくするためにはどうしたらよいだろう、と俯瞰して考える習慣が身につきました。それが実現できる会社だからです。ドコモの場合、お金がないからできない、人がいないからできない、ということはありえません。海外のメガカンパニーとも互角にやりあえる希少な企業です。
今年6月に新しくキャリア採用のホームページが立ち上がったのですがキーワードが「#ドコモを使い倒せ」です。圧倒的な経営資源を活用して各業界にインパクトを与えるビジネスを創出できる人は、各業界の「現場で実務をやり込んできた方」に他ならないと思いますし、働きながら湧き上がってきた「想い」や「課題」、「夢」を実現できるパワーを備えているのはドコモにしかないのでは?と私は思います。
中井:いまの話はフィンテックチームもすべてまったく一緒です。ドコモは、本当にフィンテックで日本を変えられるところです。だからこそ、高い志を持った方に仲間になっていただきたい、と思います。
ドコモの社風を教えてください。
柏崎:正直に言えば、外資系企業・ベンチャー企業から来た私からすると、思っていた以上に「固い」会社です。巨大アセットと裏表の関係ですが、もともとの会社の成り立ちからの名残(元公社)や巨大組織の固さがあることは確かです。本当に新しいことをしようと思ったら、社内を説得し、固さを攻略する必要性はどこかで絶対に出てきます。そうしたとき、挫けずに働きかけを続けるパワーがある方に来ていただけたら嬉しいです。
ただ一方で、いままさに人事システムなどの大変革が進んでおり、これからどんどん変わっていくことも間違いありません。いずれ入社したいと思っているなら、いまは絶好の入りどきだと思います。
中井:ドコモは、もともと2000年前後に「iモード」で一世を風靡した会社です。柏崎の言うとおり、確かに固い部分はありますが、一方で新しいことをやってやろう、日本や世界を変えてやろうという気概を持った社員が数多くいる会社でもあります。
柏崎:そのとおりで、設立当初は特に反骨精神が強かった会社で、いまもそうした風土が根づいています。チャレンジマインドを持っている上司・同僚が意外なほど多く、彼らの心に火を付けられれば、「どんどんやっていいよ」と挑戦時に味方になってくれる人も見つけやすい組織です。
中井:それから、入社して驚いたのですが、本当にみんな優秀で頼りになります。空気を吸うように自然にしかも楽しんで仕事をこなす仲間ばかりです。
私はドコモの専門領域のコースである「JPコース(金融領域)」の社員ですが、金融をバックグラウンドとする中途社員と、ドコモのもつ強みや特性を理解したプロパーの社員の化学反応で、今までにはない金融サービスを作っていけると思います。
柏崎:もう1つ付け加えると、「連携力」がものすごく強い会社でもあります。なぜなら、通信ビジネスだけでは何もできないからです。以前から、社外の多種多様な会社と連携することで、日本を変え、新たな市場を作ってきた会社です。
内海:私はプロパー入社なのですが、この2人のようなキャリア入社組が増えたことで、社内の雰囲気が変わってきたことも間違いありません。キャリア入社の皆さんの専門的知見には説得力・影響力があり、彼らの突き上げが着実に組織を変えていっています。
最後にメッセージをお願いします。
内海:もし、スマートライフ事業のなかに、「チャレンジしたいという強い想いがあるけれど、いまの環境ではチャレンジできないこと」があったら、ぜひドコモに飛び込んできてください。ここならきっとチャレンジできますから。一緒に挑戦していきましょう。お待ちしています。
NTTドコモの概要
私たちは「新しいコミュニケーション文化の世界の創造」に向けて、個人の能力を最大限に生かし、お客様に心から満足していただける、よりパーソナルなコミュニケーションの確立をめざします。
- 営業開始日:1992年7月1日
- 従業員数:8,433名(当社グループ28,113名)(2021年3月31日現在)
- 資本金:9,496億79百万円(2020年3月31日現在)
- 営業収益:4兆7,252億円(2021年3月期)
株式会社NTTドコモ スマートライフ推進部 スマートライフ推進 スマートライフ推進担当 内海亮一氏2017年ドコモ入社。北陸地方にて代理店・ドコモショップへのルートセールスを経験した後、
現職ではスマートライフ全般に関する戦略/プロジェクトの検討/実行や決算業務等に携わる。
株式会社NTTドコモ コンテンツビジネス部 コンテンツサービス 新規ビジネス創出担当主査/ Sports Marketing Professional 柏崎健太氏スポーツビジネス業界でマーケティングを経験した後、2017年よりドコモに参画。スポーツライブストリーミングサービス「DAZN for docomo」、AIによるゴルフスイング診断アプリ「GOLFAI」、2025年夏オープン予定の「愛知アリーナ」プロジェクトのほか、新規ビジネス開発に数多く携わる。
株式会社NTTドコモ FinTech推進室 FinTech・投資サービス 中井沙織氏金融機関で機関投資家向けサービスを経験した後、2018年ドコモ入社。FinTech推進室にて「ポイント投資」「THEO+docomo」「日興フロッギー+docomo」「データ戦略分散ファンド(愛称dインパクト)」のサービスローンチ・運営のほか、新規ビジネス開発に従事。社会人大学院在学中。
- 管理職/toC向けサービス企画【ご経験・ご希望に応じてポストをご提案】
年収:800万円~1,000万円
勤務地 東京 業種 IT・インターネット > インターネットサービス
IT・インターネット > 通信・キャリア職種 マーケティング > Web広告運用・SEO・CRM
Webサービス・制作 > Webプロデューサー・ディレクター
Webサービス・制作 > プロダクトマネージャー - リーダー候補/toC向けサービス企画【ご経験・ご希望に応じてポストご提案】
年収:600万円~800万円
勤務地 東京 業種 IT・インターネット > インターネットサービス
IT・インターネット > 通信・キャリア職種 マーケティング > Web広告運用・SEO・CRM
Webサービス・制作 > Webプロデューサー・ディレクター
Webサービス・制作 > プロダクトマネージャー
担当ヘッドハンターの目線
茨木 涼子 氏株式会社リクルート ハイキャリアコンサルタント
1社目独立系SI企業に入社し通信キャリア、大手SIer、大手インターネット企業(メガベンチャー、ゲーム、代理店含む)向けの営業、人材支援を5年経験しリクルートキャリア(現リクルート)社へ入社。弊社入社以降は一貫して、IT・デジタル(WEB)領域のご経験を持つ方の担当コンサルタントを行っております。
巨大プラットフォームを活かして攻めており
組織も急速に変化しつつあるNTTドコモで新しい風を!
誰もが知っているNTTドコモ。もしかしたら現在もプロパー文化の会社と捉える方も多いと思いますが、「dポイント」、「d払い」をはじめとした「d〇〇」という通信キャリアビジネス以外の事業の柱を“さらに強化”すべく、実はここ数年、管理職からメンバーまで、新しい風を吹き込んでいただける方が次々に入社しています。
私はその間、即戦力のメンバーから管理職まで、NTTドコモの採用を組織横断的に支援してきました。スタートアップベンチャー、メガベンチャー、大企業出身の方と、さまざまなキャリアの方にご入社いただいています。その方々に共通するのは、「ドコモで自身のキャリアをどう活かして、何を実現したいのか」という想いを、ご自身の言葉でお話しいただけたことです。
1次選考から、一緒に働く現場の方や上長の方が同席し、魅力的な部分も課題感もオープンに語っていただけるため、活躍イメージを持ちやすいはずです。入社を決めた方々は、その点をポジティブに感じてくださるケースが多いです。
何といっても、ドコモの巨大プラットフォームやデータ、リソースを使い、世の中へ大きなインパクトを与えられるビジネスに挑戦したい方にとっては、今が面白いフェーズではないかと感じています。少しでも興味関心を持ってくださった場合は、お気軽にお問い合わせください。