天王洲をスタートアップの“実験基地”に。寺田倉庫が仕掛ける、共創型インキュベーション。
創業75年を迎える寺田倉庫は、常に倉庫業の枠を超えた挑戦を続けてきた企業。 ワイン、アート、映像、さらには不動産や空間プロデュースに至るまで、多岐にわたる領域で「保管」という価値を再定義し続けてきました。そして今、同社が注力しているのが、スタートアップ支援を通じた「まちづくり」です。2024年 に立ち上げたインキュベーション事業「Creation Camp TENNOZ」において、スタートアップを対象とした2年間の伴走支援プログラムを展開。舞台となるのは、寺田倉庫が本社を構える東京・天王洲。この街を“クリエイティブの聖地”としてさらなる価値創造を目指し、街・人・企業を育てる新たな取り組みが始まっています。今回は、そのプロジェクトを運営する「ミライ創造室」で中心的な役割を担う森結紀納さんにお話を伺い、インキュベーション事業の裏側と、寺田倉庫という会社の魅力について語っていただきました。