企業特集記事 4ページ目

人生を懸けて、人と人を繋いできた。ヘッドハンターが大切にする、橋渡しの流儀。

約12,500名のヘッドハンターのなかから、最も高い介在価値を発揮された方を表彰する『RECRUIT DIRECT SCOUT HEADHUNTER AWARAD 2025』。本記事の主役は、そのヘルスケア部門で頂点に立った川畑摩記さん(Future Opportunity Resource〈F.O.R〉)です。彼女の武器は、企業の展望と、社会情勢の行方と、候補者の進みたいキャリアが本当にマッチしているかを考え抜き、最適な一手を導き出す力。そして、ヘッドハンターになる前から、目の前の人の人生をいい方向へと導きながら培ってきた橋渡し力です。今回はヘッドハンターになるまでに辿られた異色のライフストーリー・キャリアから、日々のスカウティングで大切にされている流儀についてお話いただきました。

候補者ファーストを貫く。「この人と話してよかった」その一言のために。

株式会社ターミナルバリュー代表取締役COO・西田真士さんは、これまで人材紹介業務や採用コンサルティング、中国全土でのコスメブランド事業の立ち上げ・推進など、多彩な業務・事業に携わってきました。2019年に前身となる法人を創業し、2022年にターミナルバリュー社を設立。企業と候補者の双方に、深く寄り添う支援スタイルで高い実績を上げ『RECRUIT DIRECT SCOUT HEADHUNTER AWARD 2025』では「コンサル部門」「営業部門」の両部門で第1位に輝いています。今回は、そんな西田さんにヘッドハンターとしての信念や支援スタイル、求職者へのアドバイスを伺いました。 

一人ひとり、一社一社の「本音」と「本気」と向き合う。価値観でつながる出会いのために。

『RECRUIT DIRECT SCOUT HEADHUNTER AWARD 2025』コーポレート部門で第1位を受賞した、富士ヒューマンテック株式会社 営業部長の大園達さん。銀行業界で31年間、法人営業として延べ1,000社以上の経営者と向き合い、数字や条件の裏にある「人」や「組織」の本質を見抜く力を磨いてこられました。現在はその経験を活かし、求人票では伝わらない企業の「価値観」や「空気感」まで掘り下げるスタイルで、多くの転職成功を後押ししています。今回は、大園さんが考えるヘッドハンターの役割と、求職者に伝えたい転職活動のポイントを伺います。 

自分だけの“物差し”が、納得できる転職を実現する。あなたらしいキャリアを、一緒に考えられるエージェント選びを。

今回お話を伺ったのは、『RECRUIT DIRECT SCOUT HEADHUNTER AWARAD 2025』にて、エグゼクティブ部門1位を受賞した、フォルトナ株式会社の石井力さん。高校時代から経営コンサルタントを志望し、大学在学中に中小企業診断士の国家資格を取得。新卒でアビームコンサルティングに入社し、大手企業の業務・システムコンサルティングや海外ジョブを担当。戦略部門では全社改革や人事制度刷新に携わり、社内の人事企画や採用面接も経験されています。そんな石井さんに、転職活動を成功に導く秘訣や、良いエージェントの見極め方を伺いました。 

求人票にない企業の本音。言葉にならない候補者の想い。その交差点から、未来の可能性を広げる。

『RECRUIT DIRECT SCOUT HEADHUNTER AWARD 2025』にて、「ハイクラス部門(年収800万〜1200万)」第1位を受賞した、株式会社コンフィデンス・インターワークスの小澤ゆきのさん。企業・候補者の双方から特に評価されているのは、求人票だけでは見えてこない企業のニーズを掘り起こす力、候補者の想いや不安を言語化していく力です。その支援姿勢からは、単なる“背中を押す存在”ではなく、「一緒に可能性を広げていく伴走者」としての在り方が伝わってきます。今回は、そんな小澤さんのキャリアの歩みと、転職支援に込めた想いを伺いました。

水産物の品種改良で起こす「水産革命」 日本の水産業を、世界で戦える産業へ。

寿司に刺身、焼きに煮つけ、多彩な魚料理は、日本の食卓を豊かにしてくれます。しかし、私たちがいつまで美味しい魚を当たり前に食べられるかを、想像したことはあるでしょうか? 近年、海洋資源の減少や、地球温暖化の影響などにより、「以前は網にかかった魚が今は姿を消してしまった」といった、嘆きにも似た声が全国の漁港から聞こえてくるようになりました。 魚の漁獲量が減少し、輸入依存が常態化した結果、漁業者をはじめ、水産加工業や小売業などの関連産業にも深刻な影響が広がっています。かつて世界一を誇った日本の水産生産量と従事者数は、1980年代のピークと比較して約3分の1にまで縮小しているのです。こうした国内水産業の衰退は、単なる経済的な問題にとどまらず、日本社会全体が向き合うべき重要な課題となっています。 そうした状況のなか、限りある資源を守りながら、日本の水産業を再び活気あるものにしようと誕生した集団が、京都大学発のディープテックスタートアップ、リージョナルフィッシュ株式会社です。本社と研究機関を京都大学内に置き、自然界で起こる進化を先取る『欠失型ゲノム編集』と、AI/IoTを駆使した『スマート陸上養殖』という二つのコア技術を携え、水産業の常識を覆そうとしています。さらに、世界人口が100億人に到達する2050年には、人々が美味しいものを求めるなかでタンパク質の需要が供給を上回る“タンパク質クライシス”が起きると懸念されるなかで、リージョナルフィッシュは数々の大企業やアカデミアと手を組み、この人類規模の食料危機にも真っ向から挑みはじめました。 『いま地球に、いま人類に、必要な魚を。』 というミッションを掲げるリージョナルフィッシュの果たすべき役割とはなにか。どんな仲間とどんな未来を描いていきたいか。代表の梅川さんとマネジャーの松原さんに語っていただきました。

不条理な社会課題に挑み続ける ヘンリーが起こす医療経営と現場の進化

中小規模の病院向けクラウド型電子カルテ・レセコンシステム「Henry」を開発・提供する、株式会社ヘンリー。高齢化社会の中で医療ニーズが高まる一方、非効率な業務に悩まされる医療機関は少なくありません。そんな課題に対し、同社は「誰もが使いやすいUI」「導入ハードルの低さ」「運用負荷を減らす設計」を軸に、テクノロジーの力で医療の現場に変革をもたらしています。創業者の逆瀬川光人さんと、営業統括執行役員の須賀崇さんに、創業の背景やサービスの価値、今後の展望についてお聞きしました。

ビジネスを生み出すマインドが成長の源泉。ひとりひとりの挑戦をカタチにする風土とは?

日本国内におけるITソリューションをリードするCTC(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)。その自由闊達な社風や、挑戦を促進する風土はどのように生まれ、どのように事業や社員に影響しているのでしょうか。人材を最重要資本と位置づけ、理念や経営戦略と紐づけて、人材戦略を推し進めている人材戦略部の小澤部長に、CTCの挑戦を楽しむ文化の理由やその根底にある想い、具体的な事例についてお話を伺いました。