企業特集記事 5ページ目

地球規模で活躍するAI人材に ヤンマーがデジタル技術で実現する未来

農業、マリン、エネルギー、建設、船舶エンジンなど、幅広い分野で事業を展開するヤンマーHD。創業から脈々と受け継がれてきたモノづくりのスピリッツはそのままに、新たな挑戦を始めています。いま世界が求めているのは、持続可能な社会づくり。食糧難を解決する農業生産の効率化や省力化をはじめ、工業やエネルギーの安定供給など、地球が発展し続けていくために解決すべき課題があります。その一つひとつに目を向け、技術と工夫で解決を図っていくのが、ヤンマーHDが描くビジョン。そのカギを握るのが、AI・DXを担うデジタル人材です。人事の司尾さんと和田さんに、ヤンマーHDがデジタル人材を求める理由と背景を質問してみました。そして、ヤンマーHDのデジタル化を推し進めるAI戦略推進部の山根さんには、具体的なプロジェクトやデジタル人材として働く魅力、やりがいを教えていただきました。

全ての社員に光が当たり、活躍を支援する組織へ 川崎重工が挑むDE&I推進への想い

航空宇宙システム、モーターサイクル・パワースポーツ&エンジン、エネルギーソリューション&マリン、精密機械・ロボット、鉄道車両など、広範な領域において高度な総合技術をコアとしたビジネスを展開する川崎重工。グローバル、かつ長期的な視点に立った事業で、地球規模から人々の暮らしと産業、経済を支えています。さらなる国際競争力の強化と持続可能な企業経営を図っていく上で、同社が重視するのが「DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)」の推進。性別、国籍、障がいの有無などを問わず、多種多様なバックグラウンドを持つ人材を登用し、活躍、定着する企業・組織づくりに取り組んでいます。多様な人材の力によって、組織に活力を与えると共に、水産養殖、医療技術、搬送・物流設備などの新たな事業領域を切り拓こうとしている川崎重工。そんな同社のDE&I推進について、本社人事企画部DE&I推進課の大石課長と藤原さん、人財開発部採用課の渡邉課長にお話を伺いました。

全国の生産者と二人三脚で、一次産業の未来を鮮やかに。

「生産者の“こだわり”が正当に評価される世界へ」をビジョンに掲げ、生産者が食材を直接消費者に販売できる産直通販サイト『食べチョク』を運営する株式会社ビビッドガーデン。同社は今、地方自治体との連携や冷凍食品開発への進出など、新たな事業にも次々と挑戦しています。2018年の創業初期から在籍し、現在は執行役員として複数の新規事業を牽引する松浦悠介氏に、これまでのキャリアや会社の成長の裏側、そしてビビッドガーデンが目指す未来について伺いました。

社会課題の解決がアイデアのヒント JR西日本グループだからこそ実現できるビジネスがある

2019年暮れから始まったコロナ禍をきっかけに、大幅な事業ポートフォリオの変更を求められたJR西日本グループ。鉄道事業の次を担う新たなビジネスの創出が必要であり、人財採用においても多様性に重きを置いています。中でも、新規事業の企画開発を担うビジネスデザイン部は、従来の同グループにはいなかった多種多様な異業界での経験を積んだ人財が集まるセクション。広大な路線エリアと有形、無形のアセットを豊富に持つ同グループの強みを活かして、さまざまな新規ビジネスが生まれ、社会での広がりを見せています。その中核で活躍する奥田さんに、新規事業を手掛ける魅力と難しさ、そしてJR西日本グループの一員として描き出す未来についてお話を伺いました。

いま中途採用を本格化させる理由とは 多様性が生み出す新たな組織と未来

これまで新卒採用が基本だったJR西日本グループが、人財採用において新たなフェーズを迎えています。新幹線と在来線を合わせた路線の長さ4897.5km、駅数1150、保有車両6412両を誇り、国内を代表する鉄道会社として成長を続けてきた同グループ。盤石とも思われた事業基盤が一気に揺らいだのが、2019年終わりから始まったコロナ禍です。人の移動が厳しく制限され、鉄道事業は大幅赤字へと転落。同グループは経営基盤の立て直しと強靭化と並行して、未来に向けた 事業ポートフォリオの大幅な変更を目指しました 。鉄道事業を中心とした「モビリティ分野」と、「不動産」「ショッピングセンター」「地域・まちづくり」「地域ソリューション」などを担う「ライフデザイン分野」という2軸に領域を広げ、さらなる飛躍を図ろうとしています。そして、事業の変革と合わせるように、人財採用のポートフォリオも変化し、その波及効果はさまざま面で形となって表れつつあります。変わりゆく同グループの採用と求める人財像、そして転職者の目線で見たリアルな社内について、人財戦略部の中西さんと、自身も中途採用で入社した村岡さんにお話をうかがいました。

起業のきっかけは、業界への恩返し クラウド型タクシー配車システムから、交通インフラを変えていく

アナログで行なっていたタクシーの配車業務をデジタルに移行することで業務効率化を実現する、クラウド型タクシー配車システム『DS』。従来の配車システムは専用端末を使わなければならず数百万円の初期投資が必要だったのに対し、『DS』はパソコンとネット回線、タブレットがあれば導入可能。初期費用を10分の1以下に抑えることで、中小規模のタクシー会社でも手軽に導入できる革新的なシステムです。2025年現在、全国47都道府県600社、21,000台のタクシーに採用されています。また、配車業務のアウトソーシングサービス『タクシーCC』は、41都道府県、約150社のタクシー事業者の配車業務を受託しており 、着信件数は月間20万件に達するサービスです。これらのサービスを生み出したのは、電脳交通社の近藤洋祐さん。学生時代は単身アメリカにわたり、メジャーリーガーを目指して野球一筋だった近藤さんが、どのようにしてタクシー業界で革新的なサービスを生み出してきたのか。お話をお聞きしました。

30倍成長の鍵を握るのは、お客様視点の独自システム。

「すき家」に「はま寿司」「ココス」「なか卯」。多くの方が一度は利用したことがあるであろう飲食チェーン店を運営するのが、ゼンショーホールディングス。外食企業として国内1位、世界で見てもトップ10に入る売り上げを誇る国内最大手外食チェーンです。そんなゼンショーホールディングスの躍進を支えてきたのは、内製によって生み出された独自システムの数々。今回は長年にわたりIT部門のトップとしてゼンショーの技術革新を進めてきた野々下さんをはじめ、エンジニアの皆さんにお話を伺っていきます。