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【例文あり】英文の志望動機の書き方とは?伝え方のコツとポイント紹介

外資系や海外の企業の中途採用を受ける際には、英文での書類提出を求められることがあります。職歴、成果、スキルなどはレジュメ(英語で履歴書のことをResume と呼びます)に記載しますが、志望動機はカバーレターに書くのが一般的です。今回は、カバーレターでの志望動機の書き方について詳しく解説します。

英文の志望動機はカバーレター(送付状)に書く

一般的に外資系や海外の企業の中途採用を受ける際は、応募企業にレジュメとカバーレターの2つを提出します。レジュメには「職歴」「成果」「スキル」などの自分が応募職種に的確であることについて、実績を中心に伝えます。一方、「私がなぜ応募企業のその職種に応募したいのか」を表す志望動機はカバーレターに記載します。

カバーレターの書き方見本

カバーレターはA4サイズの半ページから1枚以内で、長くても4段落以内で書くようにしてください。

(1)Eiji Riku
4-20-3-101 Marunouchi Chiyoda-ku Tokyo Japan 〒1000000
PHONE:81 -3-xxxx-xxxx
E-Mail:eijiriku@xxxxx.

(2)30 November 20XX

(3)Tom Jones
Recruitment Manager ABC Corporation
XXXX Avenue
New York City, New York, U.S.A.

(4)Re: Manager of Human Resources


(5)Dear Mr. Jones:


(6)
I am applying for the position of Manager of Human Resources advertised on your company’ s website. I possess the qualifications you seek with 15 years’ working experience in the area of managing human resources. I have had the privilege of coming into contact with employees of your company on several occasions. They all impressed me with their strong affinity towards the company. They appeared to truly enjoy working at your company. It would be exciting to join such a highly motivated team.

Through my career, I have enjoyed a solid reputation for coming up with new plans and implementing them successfully utilizing my strong interpersonal and communication skills. I strongly believe I will also be able to succeed in establishing a new evaluation system at your company. I am eager to work in close collaboration with all the stakeholders.

Enclosed is my resume for your consideration. I would like to discuss in greater detail the valuable contributions I would bring to your team. I look forward to meeting you. I thank you for your contribution.

(7)Sincerely,


(8)Eiji Riku
    Eiji Riku


(9)Enclosure:

(1)自分の氏名・連絡先

カバーレターはビジネスレターの形式に沿って書くため、ページの上部にまず氏名と自分の連絡先(電話番号・メールアドレスは必須、住所は任意)を書きます。

(2)日付

書類を提出(投函)する日付を日、月、西暦の順に記します。

(3)応募先企業の情報

応募企業の情報(採用担当者名、肩書、会社名、住所)を記します。

(4)応募職種

件名に「応募職種」を書きます。英文のメールや手紙では、「~について」という意味で「RE:(コロン)」がよく使われます。

(5)担当者名

敬辞としてDear Mr. CollinsやDear Ms. Oaksといった形で採用担当者名と役職を書きます。

(6)本文(志望動機)

本文は読みやすいように複数の段落に分けて書くようにしてください。

応募の意思・経緯

一段落目には「どういった経緯で応募しているのか」「なぜ応募しているのか」、そして「今回の応募にあたってのあなたの一番の売り」を簡潔に書いてください。

実績と今後の貢献

二段落目には、「実績」と「それらをもとにどのように応募企業に貢献できると考えているのか」を書きます。実績の詳細はレジュメに記載しますので、ここでは特にハイライトしたいものをあげます。

感謝の気持ち

三段落目には、再度「応募の意思」と「貢献することへの意欲」を述べ、カバーレターを読んでもらったことへの感謝の気持ち」と「面接のお願い」を書きます。

(7)結びの言葉・署名

結びの言葉として、Sincerelyなどの結辞とご自身の署名と名前を書きます。

(8)サイン・氏名

カバーレターを自身で書いたものだと証明するために、提出する前に直筆の署名を入れます。また、その下にはパソコンでフルネームを記入しておきましょう。

(9)同封書類の案内

最後は、Enclosure: (レジュメなどの同封物があることを示します)で締めましょう。

英文の志望動機を書く際のポイント

英文のカバーレターに志望動機を書くときは、どのようなことに気を付けたらいいのでしょうか。詳しくみていきましょう。

志望動機の考え方は英語も日本語も変わらない

英語でも日本語でも同様ですが、前提として応募企業ごとに志望動機の内容を変えて書くようにします。応募企業の採用担当者が、自社に向けて書かれていると感じることが大事です。
具体的には、「なぜその企業で働きたいのか」、そして「なぜその職種を希望しているのか」を自分の言葉で書きます。応募企業が求めているのは、「事前に十分な企業研究をして、その企業や組織、そして応募職種のことが分かったうえで応募していること」です。企業のビジョンやパーパス(目的)に共感し、求める人材像にマッチしていることもポイントになります。
志望動機は「採用担当者目線」で書くといいでしょう。応募企業で働くことによって、自分が成長したいということよりも、「あなたが入社することで企業にとってどのような良いことがあるのか」という視点が大事です。
応募業界・職種の経験者であれば、これまでの経験や培ってきたスキル、人脈を活用して、「応募企業でどういったことをやっていきたいのか」や、「どのような実績があげられそうか」を書きます。未経験者であれば、「これまでの経験や転用可能なスキルをどう応用して貢献しうるのか」について、読み手がイメージできるように書きましょう。

英語力のアピールよりも読みやすさ・具体性を

英語力をアピールしようとして難解な表現を使ったり、長文にしたりすることは、かえって逆効果です。それよりも、採用担当者が一読して負担なく理解できるわかりやすい文章にしてください。一文はできるだけ短く、簡潔に書くのが基本です。内容で勝負することを念頭においてください。

また、どういう思いから応募企業で働くことを希望しているのか、どういった貢献ができそうかという点は、可能な限り具体的に書いてください。そうすることによって、あなたが応募企業で働いているところを採用担当者がイメージできるでしょう。

伝わりやすい英文の志望動機の例文紹介

前述した通り、カバーレターに記載する志望動機は複数の段落に分けるのが一般的です。それぞれの段落でどのように記載したらいいのか、例文をもとに具体的に解説します。

応募の意思・経緯を表す例文

まず一段落目には、応募の意思や経緯を表す文章を入れます。あなたがなぜこの企業のこの職種を選んだのか、自分自身の言葉で伝わるように書きましょう。

I am applying for the position of Manager of Human Resources advertised on your company’ s website. I possess the qualifications you seek with 15 years’ working experience in the area of managing human resources. I have had the privilege of coming into contact with employees of your company on several occasions. They all impressed me with their strong affinity towards the company. They appeared to truly enjoy working at your company. It would be exciting to join such a highly motivated team.
(私は、貴社のウェブサイトで募集されている人事担当マネジャーのポジションに応募します。私は貴社が求める資格を持ち、人事管理の分野で15年の実務経験があります。私はこれまでに何度か貴社の社員の方々と接する機会がありました。彼らは皆、会社に対して強い親近感を持っていることに感銘を受けました。御社で働くことを心から楽しんでいるようでした。このようなモチベーションの高いチームに参加できるのは、とてもエキサイティングなことだと思います)

実績と今後の貢献を表す例文

続いて、二段落目に記載する「今までの実績と入社したら応募先企業にどのような貢献ができるのか」を示す例文について、「活かせるスキルや経験がある場合」と「マネジメント経験がある場合」の2パターンご紹介します。

活かせるスキルや経験がある場合

スキルや活かせる経験がある場合は、以下のように、本文でスキルや活かせる経験をハイライトすることもできます。

I am confident that my skills and experience analyzing big data will make me successful as a Data Analyst at your company. I have over 10 years’ experience handling the whole process of gathering and interpreting data to help the organization improve the quality and efficiency of sales and enhance the customer experience. I have also led projects to automate internal and external reports, creating dashboards, and presenting information to help executives understand the situation through data.
(私のビックデータを分析するスキルと経験は、貴社のデータアナリストとして成功すると確信しています。私は、所属組織が販売の質と効率を高め、顧客体験を向上させるために、データを収集して解釈するプロセス全体を10年以上扱ってきた経験を持っています。また、社内外のレポートを自動化するプロジェクトを主導したり、ダッシュボードを作成したり、役員がデータを通じて状況を理解できるように情報を提示したりしてきました)

マネジメント経験を活かす場合

マネジメント経験は転用可能なスキルとして応募先でも十分活用できるものです。
エンゲージメント調査や360度評価などの具体的な数値はレジュメに記載しますので、例えばカバーレターでは、「レジュメに記載の通り、優れたpeople skillがある」という点と、「people skillを磨くきっかけとなったエピソード」や「どういう思いをもって具体的にどのようにメンバーと接しているのか」「その結果メンバーがどういった行動をとっているのか」といったようなことに触れられると良いでしょう。
※people skill…人との友好的なコミュニケーション能力、人を扱う能力、人との接し方を指すビジネス用語

When I was promoted to manager, I had a chance to attend a workshop and reflect on my past experiences. I learned that leaders today need to empower members to be their best selves. That is why I have been working to create a culture in my team where members could feel connected and valued by actively recognizing members. I am grateful for the favorable score and comments I receive in my 360 feedback report. I feel honored that I have been voted the best manager among the 100 managers in the organization.
(マネジャーに昇進したとき、ワークショップに参加して過去の経験を振り返る機会があり、リーダーはメンバーが最高の自分でいられるように支援する必要があることを学びました。それから私は積極的にメンバーを認知することで、メンバーがつながりと価値を感じられるようなチームの文化を作ることに取り組んできました。私の360度フィードバックレポートで、好意的なスコアとコメントをもらえたことに感謝しています。また、組織内の100人のマネジャーの中で、ベストマネジャーに選ばれたことを光栄に思います)

【執筆者】

井上 多恵子(いのうえ たえこ)

英文履歴書コンサルタントレジュメプロ代表
レジュメプロ代表として、転職や留学希望者に向けたレジュメなどの書類作成や面接指導を2000年より実施。『心をつかむ英語アピール力―表現力向上の秘訣』など、関連領域での共著三冊、キャリアコンサルタント(国家資格)。